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あけましておめでとうございます!!
今年もみあを宜しくお願いします.ᐟ .ᐟ
新年早々少し不吉で申し訳ないです💦
wrwrd!の短編集です!
krptがメインなので
wrwrd!の投稿頻度は遅いです。
では本編スタートです
ut病み…?
気がつくとビルの屋上に居た。
ut(あれ…俺今何してたんだっけ…)
冷たいコンクリートの上に立っていた。何か見覚えのある場所だったが、思い出せない。
何故こんなとこにいるのか。何か思い出せそうだが、すぐに頭が痛くなる。
とりあえず移動しようと歩き出した。
ut「いった…ッ!」
不覚にもコケてしまった、、、はずなのに違和感を覚えた
ut「あれ…痛く…ない?」
ut(もしかして…?)
夢の中だと気づく。俺は意外と冷静だった。
ut「えぇ…?何すればええんや?」
今何していたかを忘れた以上、別に無理に目を覚まさなくても良い。違う。目を覚ましたくない。何故かは分からないけれど。
ut「でも暇やな〜。」煙草もないので、座れる場所に座ってボーッとするしかない。
心地よい風が、俺の頬を撫でる。
眠気に襲われた俺は、いつの間にか寝てしまった。
ut「……………」
ut「ん……?」
目を開けると1面闇に包まれた。
ut「は…?え?」
さっきまで夢の中のビルに居たはずでは…?
意味がわからず、硬直してしまう。
rbr「大先生……!はよ…起きてや…泣」
ロボロの声が聞こえる。
ut(ただ寝てるだけじゃ…?)
tn「ロボロ…!!あんま…おっきな声出すなッ…」
ut(なんで…?そんなに深刻そうに言わんくても…)
syp「大先生…なんで自殺しようとしたんですか…」
ut(じさッ…!?)
そうだ…、、俺は自殺しようとしたのだ。あの屋上はロボロと俺が出会った場所。
rbr「帰ってきて…大先生…泣」
皆が俺に声を掛けているということは俺は今病室に居るのだと察した。
もう…生きるのは疲れたんだ。
こんな事言ったら怒られるかな。
ロボロに、逃げんなって言われっかな。
もう……どうでもいいかw
もうこのまま…夢から覚めなければいいのに。でも、それは許され無さそうだから…起きたらもう一度タヒのう。
ut「てか…どうやって目覚めんの?」
起きれるよう頭の中で何回も願っていると突如意識が奪われた。
ut「ん……?」
目を開く。目の前には見慣れない天井がうつった。
rbr「大先生……!?」
聞き慣れた大きな声が聞こえる。さっきまでは無かった、安心感に包まれた。
ut「ロボロ……」
rbr「もう自殺なんかせんといて…!」
ut「はは…w」
曖昧に返事をして適当に流す。今までこうやって過ごしたのだから、嘘をつく時に便利だと思っていた。
rbr「ちゃんと返事してや大先生。」
真面目な顔で言われたので少し返事に困ってしまう。
ut「分かっ…た」
rbr「約束やからな?」
医者が言うには、3日後退院していいらしい。
別に嬉しい報告でもなかった。でも、皆は喜んでくれていた。
5日後
ut「ロボロ、今日ちょっと付き合ってや」
rbr「ん?ええけど」
ut「ありがと」
rbr「大先生からの誘いなんて珍しいな?」
ut「ま、ぁなw」
夢の中で居たビルの屋上に連れていく。
rbr「ここって……ここに呼んでどうしたん?」
ut「ロボロ……ごめん。」
飛び降りる準備をする。
rbr「大先生…?何してんの……?」
rbr「変なことせんといてな…?」
rbr「約束…したやん……!」
ut「ごめん」
ロボロが俺に駆け寄ろうとしたので、謝罪の言葉を口にしてから思いっきり飛んだ。
スローモーションになっているように感じる。
ロボロが俺に手を差し伸べているのが見えた。目元が光ったのを、俺は見なかったことにした。
ごめんな……ロボロ。
皆が言う通り
俺は、どうしようもないクズやから……。
でも……来世で会えたら、もう一度組織に入れて欲しい。クズな俺を直してから、お前に会えるように頑張るから。
地面に打ち付けられる直前、俺の頬に水滴がついた。
END