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sr.akr



――――――



3時過ぎの夜中、間接照明で少し明るい寝室で目が覚めた


隣にはぐっすりと寝ているセラ夫、喉が乾いたし水でも飲みに行きますか




ア「……」



なるべく音を立てずに階段を降りる


蛇口からコップ半分の水を入れて嚥下音とともに喉を通る冷えた水


ポケットに入れてきたスマホを取り出しSNSを見始め

スクロールする手が止まらず、好きな先生の最新巻を漁っていると頭上から人の呼吸音が微かに聞こえた


まさか泥棒かと思ったけど、自身の腰に腕を回され頭に重みを感じた



セ「…なにしてんの、」


ア「喉が乾いて」


セ「…」


突然と現れ少しびっくりしたが、さっき私が使ったコップに手を伸ばし蛇口から水を出して飲むセラ夫



セ「…凪ちゃん」


ア「はい」


セ「…」


ア「どうしました?」


セ「……」



私の体を回転させてスマホを奪われる。背中にあたる冷蔵庫がひんやりしていて気持ちいい



セ「…明日は休み?」


ア「まぁ、はい…」


セ「……ここ、まだ痛い?」


ア「少し…」



昨晩セラ夫と行為をしたがまだ腰が痛くて、優しく抱き締めて来たと思ったら大きな手で私の腰を撫でてくる


ア「ッ、…まだ、痛いんですよ…?」


セ「…気持ち良かったんだからいいでしょ、」


ア「……ま、ぁ…/」


少しくすぐったく感じ、腰の奥がずくずくする

久しぶりにするというのもあり、朝までやったのは鮮明に覚えている。



ア「…そ、れで…?」


セ「いや、」



数秒間セラ夫と目が合って、昨晩のギラギラした瞳を思い出す


それに反し薄く開く蕩けている目はつい可愛いと思うくらい甘え顔だ



ア「…急にいなくなってて寂しくなったんですか?」


セ「なわけない、」


ア「喉が乾いた?」


セ「…それもあるけど、」



強く引き寄せられた後、台所の上に私の上半身を乗せ、手を頭の上で固定される



ア「…な、…セラ夫?」


セ「……」


ア「…?」



私を台所に押しつけて何も喋らないセラ夫に疑問を抱くけど、何か心当たりはあっただろうか、



ア「どうしました?」


セ「…明日、というか今日、一緒に家でイチャつこ、……」


ア「…w、、可愛い要求ですね、」


セ「…じゃあいい、」


ア「セラ夫から甘えてくるの久々、」


セ「なんか悪い」


ア「そんなことないですよ、」



突然の別れ話かと思ったが、一緒に家でイチャつきたいの話にほっとしたが、それよりも気になることがある



セ「……凪ちゃん」


ア「はい」


セ「…ン、……」


ア「ッん、ふっ……っは、//」



呼ばれた直後、セラ夫の顔が近づいてきて優しくキスされ、舌が侵入し口内を荒らす


さっきまでの甘々な雰囲気とは裏腹に、激しく絡めてくる舌が身体をだんだんと暑くしていく


まるで媚薬のよう



ア「ん、っ…、♡…ン″、ん…ぅ/」


セ「…、んは、……ッ、ン〜、」


ア「ッ、!!…ぷはっ、」


セ「……もっとしよ?」


ア「っは、…ぁなた、っ…急にッ、」


セ「少しだけ、」


ア「んぶ、っ…、//」



一度口が離されたと思えば「もう少し」と強請り、また激しく舌を絡め合う



首からお腹、腰、太腿、上から指先でやらしくなぞられる


私が台所に乗っているその上にセラ夫が乗っかっている状態では丁度互いの腰の位置が合う


だから少し張っているのが分かる


奥底がぞくぞくし始めて、息が苦しくなる



ア「ッ、へ、っ…らぉ、…っ////」




セ「っん、……は、ぁ…♡」


ア「ッ……//」


セ「……凪ちゃん、キス気持ち良かった、?」


ア「…は、……ぃ、っ、///」


少し雰囲気が変わっていくのを感じて察する


セ「…やる?」


ア「まだ…腰が痛いんで…、」


セ「少し手伝うだけだから」


セ「……俺のも直して、?」


ア「…、今日だけですよ…ッ」



男だし仕方がない、腰が痛くまたあの行為がされると感じて少し抵抗はあるけどやっぱり恋人だと、なんでも許してしまう気がする


セ「寝室戻ろ、」


ア「………連れてって」


セ「おいで」




セ「…、離れないでよね、」


ア「その言葉、そっくりそのままお返しします」


セ「凪ちゃんっぽ、」



キッチンの電気を消して階段を上がり寝室について成人男性二人がベッドの上に乗る



まだついていた間接照明に照らされ綺麗な横顔2つ、シーツに影を写す



昨晩とは違うどろどろとした優しい愛の行為をし始める朝の4時



目の前の愛人に身体、すべてを預けて







――――――――




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