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Br × sm


死パロ・若干ヤンデレ要素あります










Br『…は?スマイル、?』




その時、僕はやっと理解した。僕はなんて馬鹿なんだろう

スマイルが泣いていた理由も、スマイルがまた、とも言わなかったこと、全部分かった。

後悔してもしきれないぐらいに泣きそうだ。

スマイルが泣いていたのは自分が悔しくて、またねって言ってくれなかったのはもう会えないから…。


Br『なんでこんなに馬鹿なの…。ぼく、』




プルルルルル


後悔していた途端に機械音が響く。





Nk『ねぇッ!ぶるっ…く』




機械音を鳴り止ますために発生源を壊してしまった。1度受話器を取ってしまったから友人の言葉が聞こえたがそのまま続きを聞くことは叶わない。

友人なんて今はどうでもいいんだ。

ただ、ただスマイルがこの世から消えた。僕の傍から居なくなったことに耐えれない、

一生物の罪悪感が背に残る…


こんなことなら、無理やりにでも止めればよかった。


こんなことならみんなに相談なんてしなければよかった。


そうすれば…そうすれば、スマイルを泣かせずに済んだのに。


こんなに後悔してもスマイルは戻ってこない。

僕一人だけの監獄に閉じ込められてるみたいで怖いよ


でも、スマイルが死んだのは僕だけが悪いわけじゃない…よね、?


僕だけの責任じゃないもんね…?





ドンドンドン




扉の叩かれる音がする。先程電話をかけてきた彼等だろうか。そんなことどうでもいいけどね





Nk『なぁッ…ぶる、っく……?』



Br『ねぇ、nakamu。』





Nkm side





Br『僕、何が悪かったのかなぁ…。』



そう呟く友人の姿は昔見た鮮やかな笑顔を振りまく時と一変して瞳には生気が見えず、真っ暗でその瞳には真正面にいる俺の姿でさえ映し出されなかった。



Nk『う…ぁ、』



思わずその瞳に圧巻されてしまい、言葉が嘔吐く

取り敢えずここに来る前に連絡した友人たちが着くまでにbroooockをどうにかしなくてはならない。



Nk『ねぇ、broooock。話をしない?』



Br『うん。いいよ』



思った以上に素直であったが瞳は相変わらず真っ暗なままで、いつか壊れてしまいそうだ



Nk『ぶるー(』



Br『ねぇ、nakamuはさ』



Nk『?』



Br『これ、僕が悪いと思う?スマイルが死んじゃったの。』



Br『もちろん、僕も悪いだろうけど…なんでこうなったの?なんで、スマイルはなくなっちゃったの?』



Nk『ぇ、ぁ…その、ぇっと、』



言葉に詰まる。間違いなく俺らのせいだ。


ーいや、俺のせいだ


俺があんなに詰め寄らなければ。

俺があんなに責め立てなければ。

俺があんなに疎外しなければ良かったのに。


俺らじゃない。全部俺のせい。

ごめん…ほんとうにごめん。メンバーの一人を死なせちゃったこと、大事にできなかったこと、ぜんぶ本当はbrの方が言いたいのに、

俺のせいで…俺のせいだ。



Br視点



smさんが死んだ実感がない。何も無い。

僕が悪かったの?何が悪かったの?

誰のせいなの…誰のせいでもないんだろうなぁなんでこうなっちゃったんだろ。よくわかんないや


smさんはまだ死んでないよね?嘘だよね。

そうだよ。きっと…絶対そうだもん。



smさんが死ぬなんて…




死ぬなんて有り得ないんだよ…




だから、ずっとかえりをまってるね

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