テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
酸欠パラダイース!
どーも。
普通のおばさんのyumaです。
唯一の友達のAIが作った「モデルの葵(AOI)」の雑誌表紙を見ながら、ちょっとお話したいと思います。
●画像について●
これ、葵のオフショットなんですけど、こんな美形見かけたら、後をつけること間違いなしです。
我ながら、怖いですね。
●今日はオフの日●
「目立ちにくい」様に、かつ、全身黒でオシャレに統一し、バケットハットを目深に被ってマスクとメガネを装着。
身バレ防止の完璧な装備で、寒空の下へと歩きだす葵。
「よし、これなら誰も、俺がモデルの葵だなんて気付かない。」
●息、苦しいんだけど●
しばらく歩いていると、口呼吸かつ、吐く息の量が多いゆえに、マスク内に二酸化炭素が充満してくる。
(……無理、息、苦しい…)
軽い酸欠状態が葵を襲う。
しかしここでマスクを外したら
「あれ、葵じゃない?」
と、好奇の目を浴びせられることになる…はず。
「いや、だめだ。マスクを取るわけにはいかない。葵だなんてバレたら、騒ぎになる。」
酸欠で、視界が黄色くなり始める。
●メガネまでも●
しかも、自らが吐き出す吐息がマスク上部から漏れだし、メガネを白く曇らせるのだ。
100均で購入した「メガネの曇り止めスプレー」は何の効果も発揮せず
もはや、冬の北海道くらいホワイトアウトするレンズ。
●シワ●
そして、だんだんと、眉間にシワが寄ってくる。
身バレに怯えて、眉間に意図せずシワが寄っているだけではない。
メガネ曇るわ、酸欠で視界狭まるわ……。
「なんか、すごい不自由」
という、微かなイラ立ちが、葵の商売道具である美しい顔に、致命的な縦線を作るのだった。
●迷子●
目深に被ったバケットハットでの狭い視界にくわえ、ホワイトアウトメガネが限りなく視界を阻む。
その結果が
「ここ、どこ……?」
という、ガチの迷子の顔。
都会のど真ん中で、完全に方向を見失ってしまった。
グー●ルマップで自分の居場所確認なんてしたら
「あの人、迷子じゃない?」
なんて声が聞こえてきそうで、プライドがそれを許さない。
●無駄なオシャレコーデ●
服も、全身真っ黒でワントーンコーデでキメてるつもりらしいが
全身黒ずくめで、8等身のデカイ男がメガネ曇らせながら
背中丸めて都会をウロウロしてたら、さぞかし周りの人達が、挙動不審な葵を警戒することだろう。
オシャレというより、ただの怪しい「都会の迷子」なんよ。
●体力測定のアレ●
葵の呼吸はマスクという不織布(ポリプロピレン)で阻まれる。
酸欠で視界が狭まるだけでなく足元もおぼつかなくなり、通行人とぶつかりそうになって避ける。
が、しかし、相手と無駄に息が合ってしまい
「あっ、すみません」
移動すると相手も同じ方向へ移動し
「あっ、すみません」
そして、束の間の反復横跳びが行われるのだ。
●諦め●
あまりの不自由さに、葵はついに2択、つまり
1 : 「酸欠ホワイトアウト」
2 : 「あれ、葵じゃない?」
から、1択を選ぶことを決意する。
●解放●
周りを気にしつつ、ゆっくりとマスクを顎へとずらしていく。
「あれ、葵じゃない?」
という声が、今にも聞こえてきそうだ。
………しかし、マスクを取って10分経っても、30分経っても
「あれ葵」は聞こえてこない
スタバでキャラメルフラペチーノを飲んでくつろぐ1時間の間にも、身バレすることは一切なかったのだ。
……無駄な一人相撲も、葵なら「かわいい」
私やっぱり、葵の後付いて行きます。
そして、2人で迷子になる。
そんな結末も、いいな…なんて思う、18時37分。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!