【主人公視点】
さぁここから夢のPartynight。
Luz「いらっしゃい。」
この店のマスター。Luzくん。
私の行きつけのバー、Cocltailのマスター。
Luzくんには色々相談に乗ってもらってる。仕事のこととか、最近の悩み事とか。
色々とね。
そして、いつもの席に座る。
雲「いつもの。」
いつも来てるからマスターはわかってくれてる。
Luz「はーい。」
雲「あのね、マスター…」
と、マスターに話しかける。
これが私の仕事帰りのルーティンだ。
雲「あのね、たまに、幻聴が聞こえてくるの。」
『まだ見ぬような魔法のような
君の声を ねぇ、聞かせて』
雲「って。なんか、聞いたことない声。女の子みたいに高くて可愛らしくて、でもか細くて折れてきそうな声。」
Luz「ふぅん…夢とかなら有り得そうだけど、なんで幻聴なんだろうね。」
雲「わかんない。だから迷ってるの。」
色付く夜の街中で。
〜次の日〜
The Butterfly Effect。
この前先輩に教えてもらった言葉。
バタフライ効果という意味なんだそうだ。
なんじゃそりゃと思い調べてみたところ、「ちょっとの刺激で未来が大きく変わってしまう」という効果のことだそうだ。なんでそんな言葉私に言うんだろう。なんか意味あるのかな…
と、考えたが答えが出てこないので、そんなことは気にせずに、いつものようにバーに行った。
Luz「いらっしゃい。」
いつもの席に座ろうとしたが、他の人が座っていたため、仕方なく別の席に座る。
自分の席に座っている人なんて見たことがなかったため、横目で見てみた。
そして、私はこの日、初めて一目惚れをした。
雲「…」
見とれてしまった。見事に。
??「…さっきからなんですか…?ジロジロ見て…」
雲「す、すみません…ただ、すごく綺麗な方だなって思って…」
あ、やばい、口が滑って本音言っちゃった…
うわ…絶対引かれる…
と、思ったけど実際そんなことも無くて、ただただ相手は顔を真っ赤にしていた。
雲「あの…」
??「…ッ!!!う、うるさい!!!」
雲「ふふw」
??「笑うな!」
雲「あの、良かったら連絡先、交換しません?
Twitterでもインスタでもいいので!」
??「えっと…じゃあ、Twitterで…」
交換し合った。
雲「なんて、読むんですか…?」
??「なるせです…q→aで、eがスペルミスで抜けてます…」
雲「以外に可愛いところあるんですね…w」
と、笑った。
ここからが私の人生の始まりと言っても過言では無い。
溶け合った2人。
固まったqueenを溶かすように注ぐGinのようなnqrseくん。
nqrse「…グラス空けな!」
恥ずかしがって、そんなことを言ってる。
その後、2人とも夢中になって話していた。
会話が一段落落ち着いた時にLuzくんが、
Luz「雲ちゃん。時間、大丈夫?」
雲「あ…そうだね、そろそろ帰らなきゃ…」
Luz「雲ちゃんが珍しく話に夢中になってるから話しかけずらかったんだよ?w普段の2倍は話してるね♪」
と、何故か嬉しそうなマスター。
雲「つい…wすごい楽しくて!ごめんね、じゃあ、またいつか!」
nqrse「うん!またいつか!」
そう言い、お代を払い出ようとした。
nqrse「…ッ…!」
nqrseくんが服の袖を引っ張った。
雲「…?」
nqrse「また、また一緒に飲もうね…?」
雲「もちろんだよ!こんなに楽しかったの久しぶり!ありがとう!またね!」
久しぶり過ぎて、夢を見てる見たいだった。
ココじゃプレジデントみたい。
この箱が紡ぐfairytale。
ずっと終わって欲しくない。
この関係がずっと続きますように。
【nqrse視点】
虹彩がガンガンに開いて「Hi!」してた。
犒牛にFiって。
クロス上でグルーブを生むライム。
「Hay,bro」
今
「ハイファイブ! 」
といい、自分にしてあげたいぐらいだ。
bit partは居ない。
話しかけてもらったシーンのアーカイブへとon and on。
【?視点】
寝過ごした…!!
最悪だ…でも、大丈夫か…単位落とされるのは明日だし、普段真面目にしてるし。
ブルーな気持ちの上に灰色の曇り空でもっと気持ちが沈む。
覚めぬ朝に 日が踊れば煩わしいスヌーズが刻むビート。
【雲視点】
かけ違うシャツのボタンと すれ違う午前二時。
今日はクラブにいる。友達に誘われて。
私は来たくなかった。だって怖いじゃん。
まだ明けない夢の奥。
?「怖がらずにここまでおいでよ!」
誰かが言ってくれた。
心を揺さぶるミュージックに私の中で変化した。
?「Have a nice day!」
と、言った。
その人が手招く
記憶の中にライティング。
せっかく来たんだからコーリングする。
酔えるなら It’s on me 。
口どけを楽しんで。
食べごろのふたりが めぐり合えた 秘密の時間。
?「ねぇ、君はなんて言うの?名前。」
雲「…雲です…」
?「へぇ、可愛ええ名前やなぁ。俺はセンラ。」
センラ「良かったら、連絡先、交換せん?」
雲「…はい。」
そうして、交換した。
センラ「ん、ありがとうな。」
だいぶ酔いが回ってきた。しんどくなってきたのでセンラくんに体を委ねる。
センラ「…大丈夫…?じゃないよな…どうする?帰る?」
雲「しんどい…」
センラ「え〜…女の子の住所聞くってのもな…家くる?」
雲「…行く…」
センラ「わかった。近いし、おんぶでいいよな。よし、来い。」
月に照らされたセンラさんは月がハイライト代わりになっていてかっこいい。
夢の中では、幼い頃に見た演劇に響くカーテンコール。
隣にはセンラさんがいて、こっちを見て微笑む。
そんな夢だ。
【センラ視点】
俺と雲ちゃんはキール以上の相性だと思う。
see eye to eye.
その瞬間。
俺は雲ちゃんによって、初めて恋に落ちた。
君とボクのマリアージュで あたためてくステージを一瞬にして思い描く。
今日のカクテルは君をベースに。
赤、白、青。
雲ちゃんが手招くカラーズ。
その答えをねぇ、聞かせて。
雲ちゃんは、何色に染まるの?
〜次の日〜
【雲視点】
なに…?
頭痛い…飲みすぎた…てか、ここどこ…?
センラ「お、起きた?」
と、上半身裸のセンラさん。
雲「え…」
センラ「ん?あぁ、昨日は激しかったな〜」
雲「まじですか…」
と、絶望していたら
センラ「冗談冗談w」
と、からかわれた。
雲「冗談なんですか…」
ほっとした。
センラ「飲み過ぎには注意やで?」
と、優しく注意してくれた。
センラ「ロキソニン飲む?飲んで家帰り。俺も寝たいからさ。」
雲「はい…ありがとうございます…」
と、お言葉に甘えてその日は家に帰った。
前の日のことを思い出す。
センラ「cheers!」
雲「ち、cheers…?」
にこにこの笑顔で言うセンラさんと戸惑う私。
センラ「乾杯っていう意味!」
センラ「さぁさぁ!愚痴大会でもしましょか!」
と、言うセンラさん。
そんなセンラさんに甘えて、愚痴をこぼしていく。
センラ「そっか…俺やったら、退屈だなんて…」
ピコ「cheers!」
そらる「cheers!」
知り合いの声。
セ「言わせんからさ」
「cheers!」
「cheers!」
周りの人の声が小さくなっていく。
セ「この世界中が。明けるまで踊らへん?」
雲「…はい!」
そして、踊った。
いや、踊ろうとした。
だけど、見てしまった。
私の大好きな人が。まふまふくんが、女の人とキスをしてる所を。
私はそこにいれなかった。
たまらず逃げ出した。
雨が降っていた。
気にせず走る。
センラさんには申し訳ない。あとでLINEしておこう。
ーーーー
ーーー
ーー
ー
外でくるまって泣いていた。
?「…ぁ、なぁ、こんなところにおったん?」
?「風邪ひくで。」
私はゆっくりと声の主を確認しようと顔を上げる。
セ「な?」
なんだ。センラさんか…
センラさんは羽織っていたコートを私に着せ、手を差し出し、立つのを手伝ってくれた。
セ「帰ろ?あとでゆっくり話は聞いたるから。」
その言葉を聞いた瞬間、私は涙が溢れ出た。
センラさんにハグする形で泣いた。
気が済むまで。
私を包み込んでくれた。Spiritがおかしくなった私を、私なんかを…
センラ「さぁ振り切ってよ。まふくんなんか忘れてさ。て言っても、忘れてくれんやろうけど。」
センラさんが、胸の奥底に響き渡るような言葉を言ってくれた。
クロスフェーダーを通したように頭の奥に何度も響き渡る。
雲「昨日は2人とも酩酊だったのに…w」
センラ「なっ…しょうがないやろ?!?!だって…雲ちゃんがいっぱい飲むから……釣られて飲んでしまっただけ!!」
笑い合う。雨の中、歩きながら。
雲「あの!!私の行きつけのバーがあるんですけど…!!」
と、luzくんのバーに行って、いつもの席に座った。
センラ「あれ…るっちゃんや…!!久しぶり!!」
luz「え、おせんせん?!?!えーー!!!久しぶり!!元気だった?!?!」
センラ「うん!元気やったよー!るっちゃんも元気そうでなにより!!」
雲「え、知り合い?」
センラ「うん!親戚!」
雲「へ〜…え、親戚…??」
luz「そうやで、おせんせんとは親戚やで!」
雲「へ〜…」
luz「あ、飲みに来たんやろ?頼んで頼んで!」
センラ「うん!」
雲「わたしは、メリー・ウィドウで。」
センラ「俺は、スクリュードライバーで。」
luz「はーい♪」
センラ「るっちゃんずっと夢やって言っとったもんな。バー開くの。」
luz「そうなんよ〜!すごい幸せ!」
センラ「良かったなぁ!」
luz「うん!」
luz「はい、どうぞ。」
センラ「ありがと!」
雲「ありがとう!」
luz「どうも!」
モブ「るす〜!!!!きてぇ〜!!!!!」
ちょうどいいタイミングでお客さんがluzくんを呼ぶ。
luz「じゃ、また後で!」
センラ「やっぱり、るっちゃんの入れるカクテル美味いなぁ…」
雲「うん…このお酒、初めて飲んだんだけど、めっちゃ美味しい…前々からluzくんがおすすめしてくれてたやつなんだよね!スノースタイルがあって、オシャレだし!」
センラ「そっか〜!良かったなぁ〜!」
雲「うん!」
惹かれ合って巡り合う2人。
宿縁だなんて思い込ませて。
手を伸ばせばセンラくんが助けてくれた。
心を踊らすマジックをかけてくれた。
ネオンライトが呼ぶ 。
階調はご随意にBabe。
【センラ視点】
不意な出会いに 目が回りそうだけど
センラ「こんな恋も君でよかった。」
雲「どうしたの?急にwありがとう!私もだよ!」
細かいことならポイして。
Whatch up to ?
言い切る前に
センラ「Party!いこ!」
酔えるならIt’s on me.
センラ「心から楽しんでる?」
これからのふたりを 混ぜ合わせて いけますように。
午前0時 秘密の夜 ボクと君で混ざるXYZ。
甘く深くまで満たして 醒めない夜の中。
委ねるハイライフ 響くカーテンコール キール以上の相性。
君とボクのマリアージュで あたためてくステージ。
これは君とボクの運命だ 誰も知らない 誰も見えない。
その答えをねぇ、聞かせて?
何色に染まるの。
センラ「退屈だなんて言わせないからさ。この世界中が明けるまで踊ろう?」
君の声を ねぇ、聞かせて。
色付く夜の中____
-最後に- - - - - - - - - - -
長くなりました。疲れました。
コメント
1件
行きつけのバーの名前カクテルなの面白いな。 てか🌹くんがマスターとかやばいじゃん。絶対、いっぱいグラス割ってる。詐欺にいっぱい合ってそう(偏見)