TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
giftedー戦いー

一覧ページ

「giftedー戦いー」のメインビジュアル

giftedー戦いー

8 - 震•重•称号

♥

27

2024年06月30日

シェアするシェアする
報告する

俺たちはそれぞれ怪我の治療に進み、あの時から1週間たった。

俺は、ギフテッド防衛組7番組隊長斬日との戦いで、重傷を負ったため、1週間たった日にやっと目覚めた。

看護師から話を聞くと、八宮、山田、影月は軽傷で済んだそうだ。八宮、山田は仕事に復帰し、任務に出た。影月は一緒に過ごしてきた相棒を亡くし、精神的ダメージを受けたそうで、今は長期休暇に入っている。

実質3番組は活動が止まったというわけだ。

俺たち1番組も、山田が今は代理で指揮をとっている。

そして、西ノ瀬は、心臓への攻撃で、即死となった。

世間では7番組隊長を討伐したことで、最高の勝利となったと思われがちだが、俺たちは最高戦力を失った。その為、防衛組にとっては実質敗北のようなものだった。

そして、それからまた1週間後

俺が完全復帰を遂げた時、全隊の隊長、副隊長に召集がかかった。

神空「いくか。」

山田「はい。でも10組もあると、まだ会ったことない人いるんですよね」

召集は結構な回数行われているが、山田は副隊長に就任したのがちょうど1年前の為、今回の召集は初めてだった。

そうして、俺らは到着した。

山田「特徴的な人いっぱいいますけど、みんな強くて怖そうですね〜」

神空「何言ってんだよ。おまえの横にいるのは、そん中でも一番強い。実質防衛組No.3だぞ」

山田「そうでした。いつも一緒にいるから忘れてました」

山田は笑いながら言った。

スタッスタッ

ザザザッ

足音が聞こえた瞬間、俺たちを含め、全隊が整列した。

???「本日は、集まって頂き、誠に有難う御座います。」

???「初対面の方もいると思いますので、名を名乗らせていただきます。」

???「防衛組大隊長、震洞行成(しんどう ゆきなり)と申します」

震洞「あちらに立っておられるのが」

???「あぁ、防衛組副大隊長 鬼田重之介(きだ じゅうのすけ)や。よろしゅう頼むわ」

山田「あれが、防衛組のトップ2」

山田「ただ、思ったよりなんていうか、威圧感がないというか」

山田「本当にトップ2なんですか」

神空「何言ってんだか、トップ2の名前は伊達じゃねえぞ。見た目はあれでも、強さだけなら俺が挑んだとしてもせいぜい数秒しか持たねえだろうな」

山田「そんなに?」

神空「あぁ。」

鬼田「おいそこの2人。私語は謹め」

神空、山田「すいません」

震洞「今日集めたのは、私たちの大事な仲間である3番組隊長の西ノ瀬燵が死亡したことについてだ。みんなも噂程度なら聞いただろうが、彼は相手の2番組隊長と戦い、戦死した。」

震洞「そして、3番組隊長は、今日から影月闇に就任してもらう。そして、副隊長は、しばらく空席とさせてもらう」

神空「まぁ、妥当なら影月だろうな」

震洞「宜しく頼むよ」

影月「御意。」

震洞「そして、もう一つ。敵方の防衛組大隊長と民間人が接触したという情報が出た。」

全隊「!?」

震洞「まだ、詳しい情報はわかってないが、この接触はいずれ大きな戦いになることの予兆だと感じている」

震洞「これまで以上に、意識を高めるように、以上だ。」

全隊「御意!!!」

そう言うと、震洞大隊長と、鬼田副大隊長は、去っていった。

神空「影月!調子はどうだ?」

影月「神空に、山田。まだ、少し辛いけど、これが運命だと思う。西ノ瀬隊長の、意思をついで、俺は戦うよ」

山田「そっか。」

神空「これからはおまえが隊長だな。宜しく頼むよ、影月隊長」

そういうと、影月は涙を溢した。

神空「ど、どうした?傷が痛むか?」

俺は焦りながら聞いた。

影月「違う違う。尊敬していた西ノ瀬隊長と同じ称号をもらえるのが嬉しくて」

泣きながら言った。

俺と山田は何も言わず、満面の笑みで見つめた。

???「よっ!神空!久しぶりだなぁ!」

???「そーだな!マジで久しぶりだな」

神空「時本!佐藤!」

時本「なかなか遊び行けなくてごめんなぁ」

彼は防衛組2番組隊長 時本佑(ときもと ゆう)

佐藤「ちゃんと筋トレしてるかぁ!」

もう1人が防衛組2番組隊長 佐藤太郎(さとう たろう)

同じ隊を除けば、2人が1番仲良いと言える、いわば親友だ。

時本「そういえば、聞いたか?大隊長から指名で俺ら3人が特別任務に行くらしいぞ。明日からな」

神空「そうなのか!」

佐藤「意識失ってて、わからなかっただろうけど、詳しい内容も俺らわかんねえんだわ。」

神空「そうなんだ」

正直、どんな任務か気になるが、後にしようと思った。

神空「まぁ、俺ら用事あるから先行くわ!またな!」

時本「おうよ!」

佐藤「またなぁ!」

そして、俺と山田は本部に帰った。

この作品はいかがでしたか?

27

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚