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なんだこれ?日記?
日付飛び飛びだなぁ。色は淡い赤色。涼太みたいな瞳の色。
中見ても良いのかな?大事な物だったら申し訳ないなぁ〜…
やっぱ涼太のかな?でも涼太が物を雑に扱うわけないし置きっぱなしにするわけ無いよな?
うーん(゜゜)まぁいいや見よっと…
ペラッ…
9月◯日
やっと翔太に話すことができた。翔太は驚いた顔をしていた。当たり前だ。でも俺はこれを言って後悔はない。だって翔太も俺を愛してくれているから……
9月◯⁶日
今日は厄日だ。またあのおばと会わなければならない。もう俺の家族は“お兄ちゃん”達だけ。まぁ何を言われようと“演技”すればいいか。
あの時と同様に…
10月◯日
もう次の日だった。記憶がない。でも💜くんと💛くんに聞かされた。あぁ……やっとみんなと家族になれる…俺がこれをどれだけ待ち望んでいたか。やっと…縁が切れる。
10月◯日
その日、🖤くんに謝られた。俺は気にしてなかったのに。でもその素直さが好き。でも翔太怒ってた。何かあったのかな?
10月◯日
また学校に行けなかった。みんな過保護。でもこの頃それが心地良い…頭おかしいな。
10月◯日
💛くんに言われて翔太のお迎えに行った。初めて空を飛んだ。怖かったけど楽しかった。また💛くんに頼んでみよ。
10月◯日
翔太が知らないお婆さんに抱き着かれていた。俺の翔太に何してくれてんの?翔太が愛してるのは俺。俺以外翔太に触れちゃダメなのに…
10月◯日
🩷から飴玉を貰った。そこから記憶がない。またかと思った。どうやら幼児化していたらしい。まーったく記憶がない。でも翔太が苦しそうな顔をした時があった。それだけは覚えている。
10月◯¹日
久しぶりに学校に行ける。しかも今回は🖤くんが送り迎えをしてくれた。とても嬉しかった。保健室の先生は🖤にぃを見て驚いてた。“もっと身長高いお兄ちゃん居ますよ?”って言ったら顔がすんごいことになってた笑
10月◯¹日
帰路、🖤くんが俺の虐めの主犯格の人に殴られた。俺は何もできなかった。でも“俺”は違った。🖤くんを守ってくれた。本当に感謝している。
でも夢の中で“やり過ぎ”と怒ったのはここだけのお話。
11月◯日
多分夢の中。僕が“俺”にあった。まぁよくよく言えば“もう1人の俺”。うーん…“妖怪の俺”とでも言ったほうが良いかな?
この夢をみるまで自覚はしていなかった。“妖怪の俺”は度々俺と入れ替わっていたようだ。
“悪さはしてないから安心して”だって。信じて良いのかな?笑
11月◯日
部屋で翔太と俺の家具やらなんやらを眺めていたら翔太がものすごい勢いで戸を開けた。俺は普通に“しょうた?”と呼んだ。
だが翔太は俺に対しての愛が強い。すぐに見破られた。まぁ俺に害のない“妖怪”とは分かっていたからすぐにもとに戻った。
“お前”が今凄く愛されて、幸せそうでよかった…
11月◯日
…目が覚めたと思ったら翔太になぜか言い寄られていた。しかも“お仕置き”とか言われてくすぐられたし…俺が何したっていうのさ!!
12月◯日
🤍くんが庭で何かしていた。話を聞けば雑草が伸びて困っている様子。そこで俺が“花壇を作ったら?”と提案したらとっても褒めてくれた。
でも翔太に追いかけ回されていた。やっぱ翔太は“狐”だから追いかけっこが好きなのかな?
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