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💙side
ちゅっ。
めめと俺とラウールと朝までめめの家で飲み明かした日。
俺は誰かの唇の感触で一度目を覚ました。
眠気が勝ってなかなか目を開けることができず、その後大きな手で頭を撫でられた記憶だけが頭の中にこびり付き、俺はいつの間にかまた眠ってしまった。
次に意識が浮上した時には、俺は上裸のめめと同じベッドに寝ていた。こっちは服を着ていたが、ジーンズを脱いでいた。楽なTシャツとパンツ姿。
二日酔いで頭が痛んだが、それよりも血の気が引いて慌てて起き上がる。
💙「めめ…?」
🖤「うーん……」
めめは寝返りを打ち、こっちを向いたが、まだ起きる気配がない。窓からは高い位置から日が注いでいる。
時刻はおそらく昼過ぎ。
俺は急いでジーンズを穿き、めめの家を飛び出した。