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翌日

香澄)おっはよーございまーす!

朝学校につき体育館に顔を出すとツッキーが珍しくひとりで練習をしていた

ツッキー)あ…か、香澄…サン

香澄)あれ…ツッキーしか居ないの?じゃあ手伝ってあげようかな〜

カバンをおろし体育館に入るとツッキーが「良いすか… ?」と聞いて来たから頷くとボールを渡してくれた

香澄)よーし行くよ

ポンッと優しくボールを打つとツッキーが上手く返してきた

香澄)お、いいチョーシ!んじゃ、あと2回リレーやったらペースあげるよ

ツッキー)は、はい!




数分後

ツッキー)つ、疲れた……暑い…

香澄)おつかれ笑ほらタオル

私のカバンからタオルを取り出しツッキーに投げるとツッキーは「あ、アリガトウゴザイマス…」とお礼を言って汗を拭き始めた

香澄)はぁ〜…私も私で暑いわ笑ブレザーでバレーなんかするもんじゃないね笑

ブレザーの上着を脱ぎカッターシャツだけになる

香澄)あ”ーっず!溶けるわアホ!(?)

ツッキー)飲み物は?

香澄)普段あんま動かないから持って来てないんだよ…水道の水飲も…

寝っ転がるのをやめて起き上がり扉から出ようとしたらツッキーに呼び止められ後ろを向くと水筒が投げられて居た

香澄)ちょッ…あっ…ぶな!バカ!危ないでしょ!

ツッキー)飲みかけっすけど嫌じゃなきゃ飲んでください

香澄)え?マジ?やったー!♪

ツッキーの水筒のキャップを開け水筒の中身を少し貰い「さ、休む?それともまだやる?」と聞くとツッキーは立ち上がって「やります」と言ってきたから私も立ち上がって練習を再開した









授業中

香澄)ん”〜…(朝から動いて疲れたな…)

少しウトウトっとしていると菅原に頬を突っつかれ目を開けると担任が「平気か?」と顔を覗かせていた

香澄)平気です〜先生に気にされるほどヤワじゃないデース!

担任)大口叩けるなら結構!続けんぞ〜

生徒)はーい

しばらく授業が続いているとまた目の前が徐々に…ウトウトとしているのに気づいた

香澄)ん”ッ…(おかしいな…今日はなんで…こんなに眠いんだ…………あぁ、分かった…今日……そういえ…_)

バタンッ

気付けば倒れていた…


菅原サイド

菅原)!!香澄!香澄!おい起きろ!(顔色がすげぇ悪い…)

俺の前の席の…香澄がいきなり倒れ直ぐに駆け寄ると顔が真っ青だった

菅原)何この顔色…せ、先生!直ぐに保健室に運んできます!

担任)貧血なのか…?

菅原)多分ですけど…(そういえば…今日やけにお腹を抑えてたような……)取り敢えず保健室に運んで来ます!

青白い顔をしている香澄の体に学ランを羽織らせ優しく抱き抱えて保健室に走って向かった





保健室

菅原)(先生…居なかったけど勝手に寝かせてよかったかな…)

ベッドで眠っている香澄の頭を撫でると何時ものキャラとは一風変わって甘えてきた

菅原)…ほんっと……お前は可愛いべ、香澄

何もかも…全部

誰彼構わず愛想を振りまいて…ムリして倒れて…

菅原)香澄、好きだよ

寝ている香澄の唇を気付けば奪っていた

菅原)ッ…(な、何やってんだ俺…)

直ぐに離れたが…ふと思った……「寝ているから何も知らない」ってね

菅原)(何も知らない…気づかない……)

今まで抑えていた欲が暴れ始めた…

心臓の音がうるさい……襲いたい…までは無いけど独り占めしたい、もっとキスをしたい、もっと知りたい…色んな欲が出てきた

菅原)おち…つけ……(落ち着け…)

香澄)ん”…ん……

欲望が溢れ出て居る時に香澄が目を開けて起き上がった

香澄)すが…?顔色悪いよ?あと…なんかごめん…あんまり記憶無くて…

菅原)倒れたんだよ…(平然…平然)

香澄)そうなの?

キョトンとした顔をして軽く事情を説明すると香澄は笑って「マジ?あんがと!すっごい助かったわ!」とお礼を伝えて来た

菅原)ッ…

香澄)すがさん?えっと…大丈夫?私はもう起きたしなんなら寝ている間にどっか行っても良かったのに

菅原)いや…香澄は可愛いから……









!?

菅原)あ、いや!その…そんな意味はなくてッ…

香澄)??

香澄)えっと…取り敢えずよく休みな?私は少しトイレ行ってくるからお茶でも水でも何でも飲んで休みな?

や、やらかした…引いてる……

菅原)わ、ワカリマシタ……

香澄)(本当に大丈夫かな…)

香澄さんは特に何とも思ってなかった

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