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なんて幸せなんだね…………よきよき
なんで私はこんな所にいるのだろうか…
ここは男子校。
私は、この学校蛍光中に通っている。
嫌な奴もそこそこいる。
転校してきた1年生の秋、ここでの生活は苦になるとしか、考えてなかった。
だが、そんなことにはならなかった
なぜなら、彼がいたからだ。
「〇、〇〇ちゃん…」
『ん、どうしたの?金田くん』
そう彼だ。
私が、転校してきた去年の秋。
一番に話しかけにきてくれた、
田宮くん、田伏くん、そして彼、金田くんだ。
この3人と話していると、なんだか楽しい。
ここの学校生活にも慣れてきた頃、家が近く、いつも私の家まで送ってくれている、金田くんに恋をしたのだった。
そして、またいつもの帰り道。
タミヤ「じゃあな!カネダ!〇〇!」
ダフ「また明日!」
4人で途中まで歩き。
田宮くんと、田伏くんと別れ、2人で歩いていると、彼はこんな事を聞いてきた。
「〇、〇〇ちゃんは、す…好きな人とか…い、いるの?」
その問いに、私は。
『いるよ。好きな人』
こういった。
「へ、へ〜 」
『誰だと思う?』
彼に質問をする。
「た、タミヤくんとか、かな?」
『ブッブー』(ニコ )
「え、えぇ違うの?」
『違いまーす』(笑)
「だ、誰なの? 」
私は少し立ち止まり、彼が後ろを振り返った時に。
彼の元へ駆け寄り。
耳元で。
『りく君が好き。』(コソ)
いつも呼ばない下の名前で呼ぶと、顔から耳まで真っ赤に染める彼
そして、私はある行動にでた
『ちょっと、私の家であそんでこ!』
「ぇ、急にどうしたの!?」
『いいから、いいから。今、誰もいないし!』
と、私の部屋まで連れ込むと、思いっきり金田くんに、抱きついた。
「わ!」
『ふふふ』
『金田くんは、どうなの?私の事、好き?』
と、少し上目遣いで聞く
「す、好き。大好き!」
「だ、たから。つ、付き合って、く… ください!」
『はい、喜んで !りく君 !』
そう言うと、ギュッと強く抱き返された。
「あ、ありがとう」
そのまま、私とりく君は、
軽く、だけど熱く。唇を重ねたんだった。