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吉沢亮(短編)

16 - 彼女が他の男を褒めたら

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2025年08月14日

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【彼女が他の男を褒めたら】


カフェの窓際、私はラテを片手にスマホをいじっていた。

SNSをスクロールしていると、人気俳優の写真がタイムラインに流れてくる。

「やっぱりこの人、かっこいいなぁ…」

思わず小さくつぶやいた瞬間、目の前の彼の動きが止まった。

「へぇ…」

カップを口に運びかけていた彼は、わざとらしく視線を外す。

「俺の目の前で、他の男褒めるんだ」

「え、ち、違うよ!そういう意味じゃ…」

慌てて否定すると、彼は片眉を上げて、にやりと笑った。

「そういう意味じゃないって?でも、ちょっと気になるな」

ラテを置き、彼はテーブル越しに少し身を乗り出す。

その距離感に、私の心臓が勝手に騒ぎ出す。

「じゃあ…その人より、俺の方がかっこいいって言って」

「…えっ」

「言えないなら、俺、しばらく黙る」

そう言って本当に口を閉ざし、ストローでアイスコーヒーをかき混ぜ続ける彼。

沈黙が苦しくて、私は小さな声でつぶやいた。

「…亮くんの方がかっこいいです」

「聞こえないな」

「…亮くんの方が、ずっとかっこいいです!」

その瞬間、彼は満足げに笑い、カップを口に運んだ。

「うん、それでいい」

不意に視線を上げたら、その笑顔があまりにも反則で、また胸がぎゅっと締めつけられた。

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