「※この物語はフィクションです。実在の人物及び団体等とは一切関係ありません」
〈20話〉
「ね、聞いた? 王子が――」
「あーそれ! あたしも聞いた」
「幻滅っていうか、王子もそのへんの男どもと変わらなかったねっていう」
「それな。佐倉ちゃんかわいそ」
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「ふぇっくしょん!!」
ミルクティーを飲みながら空き時間をラウンジで潰していると、後ろから肩を叩かれた。
振り向くのが嫌で、窓の外に視線を投げる。
諦めが悪い声の主は、身体を乗り出すように私の前に回り込んできた。
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