テラーノベル
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17号
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我々の行く先にたちはだかる一体のデカいクリーチャー。
今回のやつも赤い首輪をしている。……ということは同一犯か。
にしてもなぜクリーチャーを暴走させているんだ?何が目的なのだろうか……
「 ちょ、!!!grちゃん生きてる?! 」
「 勝手に56すな 」
「 いやだって今戦闘中やで?!少しぐらい助けてや〜!!!泣 」
「 いや、俺とそいつの相性悪いし 」
「 だからって普通はさ!手助けしない?! 」
「 しない 」
「 せんせー!grちゃんがいじめてくるー!! 」
はぁ…、あんな弱音を吐いているutだが、…
ドガッ!!!
『 グギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!! 』
「 あっぶなッ?! 」
結構優勢なんだよなぁ〜、手助け要らねぇだろ()
現在暴走しているクリーチャーはもう痛すぎて叫んでしまっている。鼓膜破れそうだわ、どっかの狂犬チワワみたいな声量出すな。しんでしまうではないか(私の耳が)
「 おらッ!!!はよ大人しくなれや!!!! 」
ガコンッ!!!!
ドサッ……
「 ふぅ〜……仕事完了!っと、 」
「 流石だったゾ 」
「 いやぁ〜それほどでも〜 」
って、少しぐらい手助けちょーだいってば!と彼が愚痴をこぼす。
まぁでも一人で倒せてるしええだろうが
「 やっべ……そんじゃ!僕は他の用事があるんで〜… 」
「 はぁ……、まぁ行って来い。処理は任せとけ 」
「 よっしゃ!ほな宜しくな! 」
そう言って、彼は(多分女と会う)予定の為、その場を去っていった。
「 にしても、本当に不思議な現象だな 」
自身の目の前に転がっているクリーチャーを見て、ふと思った。
どれだけ怪しい点を調べても、調べ尽くしても原因が不明だった。
唯一分かる点は、暴走した者全てに赤い首輪が付けられているということ。
普通、クリーチャーが暴走するには赤い首輪など必要ない。というより要らないのだ。
だとすれば、やはりこの赤い首輪が関係しているのだろうか……
「 あぁ、さっさとコイツを処理しなければ 」
暴走したクリーチャーのタヒ体を拾い、とある場所へと移動する。
______
メラメラと揺らめきながら、パチパチと火花を散らしながら、焼却炉の火は燃え続けている。
その中には、黒く焦げた物体があった。
一度暴走した者をもとに戻すことは不可能である。
我々、クリーチャーにはタヒが3つある。
1つ目は寿命によるタヒ、2つ目は天災や人災による事故、───────3つ目は、暴走。
我々の暴走は、人間たちが考えるストーリー等にあるものではない。
なぜ暴走するのか、そのトリガーは現在判明している限り、多いのは路地裏中の道端に生えている毒キノコや命である。
他にも事例は沢山ある。なんなら何故、そのトリガーが引かれたのかさえ不明なものもまだまだある。
どういう事だ、と思う奴らも多いだろう。
まぁゆっくり説明しよう。(誰に話してるか分からんが)
毒キノコ。
路地裏中の道端に生えているキノコ、それには害を含む”毒”というものが含まれている。まぁ毒キノコだしな
我々は、その毒キノコを【 毎茸 】と呼んでいる。
人間界での舞茸?というものに似ているらしいから、そう呼ばれているらしい。ちなみに命名したのは大昔に此処へ迷い込んできた人間である。
…この知識は必要ないと思うが、人間だけはこのキノコを食すことが出来るそう。本当に世界とは不思議だ。
キノコ以外にもう一つ、命。
命とは一体どういう事だと思うだろう?俺も最初知ったときは思ったさ。
クリーチャーは何百年も生き続けることが出来る。まぁ寿命があれど人間と違う生き物だしな。
まぁ、そのクリーチャーが生き続けることが出来るのは、特殊なアクセサリーだ。
生まれたときからついており、外すことの出来ないもの。それが、クリーチャーの”心臓”である。
だから実質我々はタヒんでいる。
なのになぜ、寿命でタヒぬのか?それはアクセサリーに組み込まれている宝石の輝きが失われた時までが我々の寿命。
…少しややこしくしてしまっただろうか。まぁ要するに、
アクセサリーの金属部分は人間でいう皮膚や骨、筋肉など命に大事な部分を守るものであり、その中にある宝石が我々の心臓部分。
そう考えると不思議だろう?なぜ毒キノコが、と。
俺にもまだ分からない。
だから今、その繋がりなどを調査中なのだ。
暴走したものは、その宝石の輝きが消える。
つまり、心臓が動かなくなる。心臓が動かなくなれば?──────タヒ。
タヒ体と化する。
君たちでいう、ゾンビと似たようなものだ。
「 …おっと、もう燃えきったか。 」
先程までメラメラと燃えていた火はいつの間にか消え、焼却炉の中には、灰しか残っていなかった。
とりあえず処理は出来た。
「 …あ”ー!!!報告だりいいいいいいいいい!!!甘いもん食いてぇ… 」
「 よし、報告終わったらケーキ食いに行こう。そうしよう 」
どのケーキを食おうか考えながら、我々の上司へ報告しに行く為に足を動かす。
……カチャッ
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