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指令らしい指令が来たのは、
弔くんが先生と呼んでいる人から雄英高校に潜入しろという内容だった。
「それは…良いんだけどね、戸籍…どうするの?さすがに孤児は入れないよ、雄英高校」
「心配には及ばないよ?緑谷出久と爆豪勝己の同姓同名の戸籍を用意したからねぇ?」
「え…行けるの?雄英?!」
「ずいぶん嬉しそうな反応をするんだね?」
「当たり前だよ!側から壊すんでしょ!オールマイトの大事な教え子たちが阿鼻叫喚する…最高な景色じゃないか!!」
「おい、出久…興奮し過ぎだ」
「ふふ…ごめん、かっちゃん!つい、嬉しくって!」
「これだけ喜んでもらえたら、僕が頑張ってプレゼントを用意した価値があるってもんだ。」
「ありがとう!これはとっても嬉しいよ!」
雄英高校の試験は歯応えもなく、
二人ともあっさり通った。
この頃には、
無機質な物も再生と死(破壊)が使えるようになっていた為、
ロボット自体の破壊は簡単だったが、
誰かに取られる前に触れるよう、とにかく走った。
1位はかっちゃん!
相棒の1位は鼻高々だ!そして、2位は僕だった。
…ヒーローってショボくね?
こんなに舐めてるの?
かっちゃんが舐めてんのか〜!って怒ってたけど、正にそんな気持ち。
これは本当に酷い。張り合いのない、消化試合みたい。