「嫌い。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
数分前、結局、あたしもこさもいるまも、心配して、すちに聞くと、あたしが案内されたのは別荘だからそっちは居ないよ、とのことで、すちとみことも連れてらんの家に行くことになった。
「…出るのかな、」
インターホンを押してしばらく立つが出てくる様子は無い。
「…うぅ~こさ寒い…」
「出てくるわけないよ、帰ろ?」
「俺らが心配しても、らんが怒るだけだろ」
「…帰ろっか、」
ガチャッ
「!?」
「…らん?」
「ぁ…ぇっと、ご主人様、が、、入れておけって…、、ど、うぞ?」
「…へ?」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
(らんは雇ってないって、言ってたのに。)
「…ご主人様、今、お仕事、、してて、」
「おわった、らいく、って、」
「なぁ。」
「はぃッ」
「…お前さ俺らより小さく見えるけど、らんの元で働いてんの?」
「ぇ、違いますッ!!」
「…ご主人様、は、行く宛のない子供をこの家で預かって、育ててくれてます…」
「私以外、にもいます、」
「…支援、ね。」
「…ありがとう、」
「ではタッ」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
それから1時間半が立とうとしたら頃、
「ね~ぇ、遊んで!」
「ご主人様、頭っ、撫でて~」
子供の声がした。
それと同時にかなり痩せたらんが来た。
「…お疲れ、、」
「……なんか用?」
「…その子供ら、は?」
「……お菓子焼いてるから、食べてて。」
「やった~!!行こいこ~!!」
「……。」
「親がいない上で引き取り先がいない子、」
「…一人で生きていけないでしょ、」
「ぃやらんは…」
「…何しに来たの」
「…学校…、なんで休んでるの、」
「……。」
「チラッ」
そっとすちと目があったと思えば逸らし、
ただ黙った。
「…らん?」
「らんらん、俺のせいとかあるなら教えて?」
「……平民と貴族らが話すなよ」
「もぅ帰って」
「…俺に何かあるだね?」
「そんな弱い声で帰ってって言われても帰れないよ。」
「……なら、私からひとつお願い」
「なに?なんでもいいよ。」
「みこととの婚約を破棄して。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!