あぁ。どうしよう。痛い。背中がとてつもなく痛い。痛い。助けて。そんなことも言えるわけが無い。この世界にいる時は痛みなんて感じなかったのに。なんで…。痛い。痛い助けて。痛いよ。ぺいんと。クロノアさん。しにがみさん。助けて。おねがい。そんなことも言えない。辛いよ。早くここから出たいよ。
もう嫌だよ。助けて。.,.なんで、もう、辛いよ…俺はただ、ただみんなと一緒に日常組やりたいだけなのに。何で神は…神はこんなことするんだよ…。
う…またあの琵琶の音が…
嫌だ…嫌だ…
クロノア
「あ、!まずい!!来る!!」
ぺいんとか
「あれがもし、トラゾーなら話せるかも…」
しにがみ
「確かに、やってみる価値はありますね。」
痛い。痛いよ。話せる余裕もないよ…。
ぺいんと
「トラゾー!トラゾーか!?」
トラゾー
「…」
クロノア
「返事をしてくれよ!トラゾー!」
トラゾー
「…た」
しにがみ
「た?」
トラゾー
「たすけ…て」
俺はそう言うと琵琶の音とともにきえた。
ぺいんと
「あ…トラゾー…」
クロノア
「助けてって一体?」
しにがみ
「辛いよね..そりゃ、仲良い友達を殺してるんだから。」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!