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※ 宮舘涼太 視点


ついに朝になってしまった。学校行きたくない…まぁいいや…そういえば阿部に眼鏡返し忘れてた…ごめん阿部…しばらく借りるよ。どうしたらバレないかな?…髪型変えてみよう。




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これから

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これになりました(あまり顔を見せない方が良いかなって思ったのでぼかしました…笑)




よし!これでバレないでしょ!学校行こ!



💚「だてさん!おはよー!ってあれ?髪型変わってる!」

❤️「シーッ渡辺翔太に気付かれたらやばいの」

💚「あぁ…なるほど…眼鏡も掛けてるしマスクしてるもんね」

❤️「ごめん。阿部しばらく借りるよ?」

💚「いいよ! なんならあげるよ笑」

❤️「いや…いつか返すよ…阿部のだし」

💛「そこ何話してんの!ってだてさん髪型!」

💚❤️「シーッ!」

💛「あ…ごめん…」

💛❤️💚「笑笑」

💚「あ、もう時間だ。また後でね〜」

❤️「うん。またね」




キーンコーンカーンコーン


お昼になった。教室から出ないでおこう。


「キャーーーーーーー!!!!!」


女子の叫び声がする。誰か来たのかな?


💙「このクラスの筈なんだけど…」


なんだって。なんでここに渡辺翔太が居るの?


💙「おいお前」

「なんですかぁ♡翔太様♡」

うげ、気持ち悪。

💙「宮舘涼太って奴知らない?」

「知りませんよぉ♡それよりぃ私と居ませんかぁ♡」

💙「お前となんか居たくねぇよ。それより俺は宮舘涼太と会いたいんだけど」

「うっ…あ、宮舘涼太くんはあそこの席ですぅ」

なんであのぶりっ子俺の居場所言うんだよ!ほら向かって来たじゃん!黙っとこう…

💙「宮舘涼太だよな?」

❤️「…」

💙「聞いてんのか?」

💙「喋れよ」

怖い…不良じゃん…

💙「ふざけてんだろ」

なんか黙っとくの怖くなってきた…いや怯むんじゃない。自分でやると決めた事は最後までやり通そう。

❤️「…」

💙「くそ…腹立つ」

💙「…」

渡辺翔太は…振り返って教室を出ていこうとした。


これは勝ったのでは!?諦めたでしょ!

ふふん…!やってやったぜ…!

💙「ふっ…」

え?笑ってるんだけど…

💙「俺が諦めたと思ってんの?」

え?俺の心読んだ…?

渡辺翔太は俺の方に戻ってきて、俺に近付いてきた。

渡辺翔太は無言で俺のマスクを外そうとしてきたから手でマスクを抑えた。

❤️「……ちょ」

💙「手、どけろ」

❤️「フルフル」

俺は首を横に振った。

💙「ふ〜ん…俺の言うこと聞けない訳ね」

💙「もうマスクしたままでいいか」

なに?殴られるとか…?



❤️「……え…っ」

嘘でしょ…?マスク越しにキス…された…?

今俺は首から熱くなってきたように感じた。

💙「耳まで赤くなってる。可愛い」

ちょっと待って…今可愛いって言われた…?

❤️「…なんて事を…!」

あ、やべ。声出しちゃった…

💙「ようやく喋った」

💙「そういえばお前髪型変えただろ」

💙「もっと可愛くなったな笑」


…待ってそういえば…ここ教室だよね…てことは…


「うわキスした…最高」

「…嘘でしょ?」

「マスク越しとか神かよ」

「絶対宮舘くん受けやん…」


最悪…みんなに見られた…もうやだ…恥ずかし過ぎて死にそう……逃げよう。


❤️「失礼しましたっ…それではっ…!また1000年後に会いましょうっ…!」


ガシッ


💙「次は逃がさねぇぞ?」

やだよ…逃げたい…

💚「あ、宮舘くん!ちょっと生徒会室に来てくれる?」

💙「あ゛?お前誰?」

💚「お、俺は生徒会長の阿部亮平です!」

💚「宮舘くんに話さなきゃいけないことがあるんです!至急なんですよ!」

💙「あっそ…仕方ねぇな…じゃあ後でな」

そう言って渡辺翔太は教室から出ていった。

💚「宮舘くん。来てください」

❤️「は、はい」




❤️「…ありがと阿部」

💚「いえいえ。こういう時に生徒会長っていう肩書き役立つな…」

❤️「俺、阿部が来ないとやばいことなってたかも…」

💚「あの渡辺翔太くん?怖いね…」

❤️「そうだよね…」

💚「そういえばだてさんキスされてたよね!?」

❤️「あ、うん…」

💚「最高だった…やっぱりここはくっつくと思ってたんだよ…(小声)」

❤️「あ、阿部…?」

💚「ううん!なんでもない!」

💚「それより紅茶入れるね!」

❤️「ありがとう」

やっぱり阿部はどこかおかしいな…





💚「まじ最高ジャスティス」



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