テラーノベル
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色褪せた世界で君となら。
始まりはあの日だった。
新しいウイルスが何とか。
信じて置けばよかった。
そうすれば、こんなこと__
ナ ]おい、日帝。起きろ。
日 ]…ん、、?…おはようございます、
ナ ] 朝。早く食料集めるぞ。
日 ] はぃ、わかりました、
日 ]…今日も多いですね、あいつら。
ナ ]ああ。
日 ]コンビニとショッピングモール…ですかね。
ナ ]そうだな、ここら辺はまだ誰も漁ってないようだし。
日 ]ぁ、こっちにお米のパックありました!!!
…先輩?
おーい、せんぱーい、??
…せんぱぃ?
日 ]…ぁ
日 ]せんぱい
ねぇ
せんぱぃ?
おきてくださいよ
ねえ
せんぱぃ
日 ]…寝ちゃったんですよね、きっとそうですよね
かえりましょ?はこぶので。
日 ]…かえりましょうね、せんぱぃ。
先輩はかまれてた。
足だった。俺が叫んだせいで、そっちにきとられて。
ごめんなさい
おれのせいだ。
日 ]…ねえ、せんぱぃ。
感染化したあなたは、嫌になるほど腐ってて、嫌になるほど美しかった。
日 ]こんな世界でも平気だったんですよ。あなたと入れたなら。
日 ]…でも、つかれちゃいました。
そう言って俺はせんぱいの口の布を取った。
先輩は本能に従って噛もうとしてくる。
日 ]すきです
だいすきです
ずっと一緒ですよ。
そう言って押し倒してキスをした。一方的に。てをつないで。
日 ]…噛んでいいですよ
だいすきです。あなたと一緒がいいです。ずっと。
…ごめんなさい
あいしてます
そう言って抱きしめた。
噛まれた。肩に。
でも、不思議と嫌じゃなかった。
…その、意識のないからだが、少し、抱き返してくれたように感じた。
本垢が分かるならわかるやつ
コメント
3件
興味深い導入でした。終末世界を背景にしながら、感染を「愛情の形」として描く構図が印象的です。日帝が先輩に向ける執着と献身が、布を外す行為や「噛んでいい」という台詞に凝縮されていて、読後にじわじわと効いてきますね。感染後の「抱き返したように感じた」という一文が、この世界の理不尽さとわずかな希望の両方を示しているように思えました。続きが気になります。