テラーノベル
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俺は夏になると商店の外でボールを縫う
ギンギンにてかる太陽が生きてる感じがして好きだ
おれは掃除が終わったら外に出る
丸椅子に座り縫ってるといろんな人が俺の前を通る
年寄りや俺と同じ年よりが多い
そこで話しかけられる比率もおおい
たいていは同じような年代の人が多い
商店いれば会えない人やボール縫いに興味がある人話し相手が欲しい人までさまざまである
先日俺の前を50代くらいの主婦がどよ———-ンと歩いていた
思わず話しかけた
『何かつらいことがあるのかい?』
『えっつ 私 なんでわかります?』
『良ければ聞くよ』
『私の旦那が浮気をしているんです。そして別れたいと暴力をふるうんですよ
毎日がつらいんです 誰にも言えなく絶望的でした』
『そんな旦那にしがみついても幸せにはなれないよ 別れなさい
そうすれば命まで取られないし前向きに生きれる 自分の人生自分が幸せな方選びなさい
あなたは何も悪くない 大切な時間がもったいない 無駄にしてはいけない
前を向いていきなさい』
『そうですよね 私もやっと振り切ることができました
ありがとうございます』
最初の顔とは全然違うスカッとした表情で帰っていった
この日からなぜか
この商店街の悩み事聞きますおじいさんになったが
一方では
泉さんがよくは思ってない
『なによ 仕事もしないで話ばかりして
みんなからチヤホヤされて』
仕事の負担ガほかの人に回ってるのも気に入らないし元から気に入ってないのがあり
最近はイライラが倍増している
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