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『宮くんおはよ』
こいつほんまに俺のこと好きらしくって目が合えば必ず話しかけてくる。ほんまきしょい。
まあ俺はガン無視するからええけど。耳障りやわ。
『宮くんって双子なんだっけ?隣のクラスにそっくりな子いるの見た』
「やったらなに?」
『その子もバレー部なんだよね!私も宮くんたちの試合見たいな~宮くんってポジションなに?』
おまえに教える価値ないわ。見に来るとかほんまだるいことすんのやめてほしい。俺の邪魔したら殺すからな。
『ねえ、宮くん』
俺が眠いときに話しかけよってまじでなんなん?いつも通りガン無視。これからもこいつには関わらんで行こうと思っとる。
『宮くーん?』
『ねえ、起きてるでしょ』
起きてへんわ。見てわかるやろ。あほなんかこいつ。
『他のクラスの子に呼ばれてるよ』
こいつのその言葉に仕方なく顔を上げ教室の入り口に視線やった。
見たことない女が俺のこと見つめてる。絶対めんどくさいやつやん。俺のこと呼び出すとか何様やねん。
『あ、やっぱ起きてるじゃん』
「おい、豚」
『んん?まって、豚って私のこと言ってる?』
こいつの言葉をスルーし言葉を続ける。
「おまえあいつに俺の彼女やいうてこい」
『え?頭大丈夫?私たち付き合ってないよ?』
「俺あいつにストーカーされとるんや」
『えぇ、私知らんし。……じゃあ対価は?』
「俺のプレイ見せたる」
『……のった』
まじチョロ。やっぱ馬鹿は扱いやすくて助かるわ。
立ち上がり入り口に向かっていくあいつを少し眺めた後眠りについた。
うるさいあいつもいなくなったことやし面倒くさい女もこれで近づいてこないやろ。