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次の日も授業があって文化祭の準備をする

いつもと変わらない日々だった。

だが、一つだけ違う所があった。

何故か、小道具担当のメンバーが変わっていたことだ。

メンバーは私と、クラスで隣の席の少し怖い男子”小柳さん”と桃葉さんになっていた。

「あれ、1人減ってない?」とも思ったがそれが勘違いだとすぐに気づいた。

小柳さんの後ろに誰か居るみたいだ。

多分新しいメンバー何だろうな…


恋魅夜「よろしくお願いします。」


小柳[うい、]


桃葉『挨拶ぐらいちゃんとしたら?小柳。』


小柳[はいはい、よろしくお願いします。]


恋魅夜「こちらこそよろしくお願いします。」


桃葉『颯馬もちゃんと挨拶したら?』


酒寄《えっと、あ、よろしくお願いします。》


恋魅夜「よろしくお願いします。

あの、小道具のメンバーはなんで変わったんですか?」


桃葉『協力しないと最高の文化祭が出来ないし、準備が進まないから変えてもらった。

やっぱりしっかりやらないとだし。』


恋魅夜「ありがとうございます。

じゃあ、作業を始めましょうか。」そう言って私も気合いを入れて頑張ることにした。


桃葉さん達はテキパキと手際よく仕事をしてくれて予定より早く小道具が出来上がった。

しかも、作業中の会話などで桃葉さん達と少し仲良くなれた気がしたし、「やっと話せるくらいのクラスメイトが出来たな。」と私は嬉しく思った。



そして、迎えた文化祭。

今年の文化祭は他校の生徒も来れるようになっている。

そのため人が多く、各クラスの出し物

コーナーも混むので忙しくなる。

だが、小道具担当はあまり仕事がないため

午前と午後で分けて係の担当を2人ずつに分けることになった。

じゃんけんの結果、

午前は桃葉さんと酒寄さん、 午後は私と小柳さんになった。

正直小柳さんとは話した事がほとんどない。

それなのに、桃葉さんは『2人で他のクラスとか回ってきたら?』と言ってきた。

「そんなこと緊張して出来ない。」と思った が、あの人の居る金木犀組の出し物は見に行きたかったので別で行動する事にした。

小柳さんは[そう、俺は桃葉達のところに戻っておく。]

と言って教室へ戻って行った。


私は少し廊下を歩き、金木犀組に着いた。

–[いらっしゃいませ、楽しんでくださいね。]


恋魅夜「あ、ありがとうございます。」


–[って、え?!花那なんでここに居るの?!]




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