⚠︎注意事項は第1話。
⚠︎傘音_葵香🫧様との合作です。
⚠︎こちらは第3話です。先に1、2話を見ることを推奨します。
⚠︎2話は傘音_葵香🫧様の方で見ることができます。
ワンクッション
⦅sha視点⦆
早く、早く彼に、あの青く透き通った…でもどこか闇があるような。そんな瞳の彼に会いたい。
でも、彼の部屋は分からない…そもそも、部屋にいるのかどうかも。
…そうだ、「ここの案内をしてほしい」と言ったら…。
新しい幹部なんだから、そのくらいはしてもらえるだろう。
とりあえずそこらにいる幹部に話しかければいいか。
sha「あの〜…えっと、名前なんやっけ……。」
kn「ん?あぁ、コネシマやで!」
sha「あぁ、そうそう、コネシマ…さん。」
kn「さん付けせんくてええよ!で、どしたん?」
sha「ぁ、じゃあ、コネシマ、?」
「あの〜、軍の城?っていうか…ここを案内してほしいんやけど」
kn「あぁ!そういやトントンがしよう言っとったなぁ、」
「書記長室行ったら…あー、場所分からんのか、じゃあ着いてき!」
sha「ぁ、あぁ、はい…。」
なんやこのうるさいやつ…話のテンポやないけど…なんか、とにかくうるせぇわ…。
いや、ええやつなんやろうけど、!
kn「ほら、着いたで。」
そう言って、コネシマはコンコンコン、と3回ノックする。
扉の向こうから「入ってええよー」と、声が聞こえる。
ガチャ…バタン
kn「失礼しまーすッ!!」
tn「うっさいわ!」
「って、あぁ、シャオロンもおるんや。」
sha「し、失礼します、…。」
tn「そんな緊張せんくてええよ。」
「で、どしたん?」
kn「シャオロンがここの案内してほしいらしいで!」
tn「ぁ〜…じゃあ誰かにさせるか。」
「コネシマはうるさいから…ロボロでええか。」
kn「はぁ゛!?誰がうるさいねん!!」
tn「それがうるさいねん!てかお前書類終わってないやろ!」
kn「くっそ、バレたか…。」
tn「バレバレやわ、どーせサボろ思うてたんやろ。大人しく書類やっとけ。」
kn「ちぇ……」
そういって確か…トントン、?は、インカムを使って何か話し出す。
ロボロに連絡しているのだろうか。
数分経って、コンコンコン、とノックが聞こえる。ロボロが来たのだろう。
ガチャ…バタン
rbr「しつれいしまーす。」
予想通り、『天』という雑面をつけたチビ、ロボロがくる。
rbr「で、案内すりゃええんやろ?」
「じゃあこっちや、着いてこい。」
sha「はぁい。」
tn「ぁ、ちょっと待って。」
rbr「ん?どした。」
tn「いや、歓迎会で何食いたいか聞いておこ思って。」
rbr「ぁ〜…シャオロン、なんか食いたいもんある?」
…今食いたい物……
『なぁなぁ!一緒にけーきつくろ!』
「ええよ!なにけーきにする?」
…なんや、?これ…。
小さい頃の、記憶…、なんか、?
一緒に話しとんの…誰や、?
『やっぱシャオロンとつくると美味しいけーき焼けるんよなぁ…!』
「いや、それは━━が作るの上手いからやで!」
なんで、…なんで思い出せないんや、?
誰や…君は、…お前は……
sha「…けーき、食いたい……。」
tn「おぉ、意外とかわええもん選ぶやん。」
kn「なんか意外やわー。普通に肉とか選ぶ思うてた…。」
tn「お前はとっとと部屋戻って書類やれ。」
kn「へいへい…じゃ、失礼しやしたー。」
そう言ってさっさと帰って行った。
もっと粘るんか思ってたら普通に帰るんや…。
rbr「…じゃ、もう案内してええ?」
tn「ええよ、頼んだ。」
rbr「へーい、じゃ、行くぞ。」
そのまま書記長室を出た。
rbr「〜で、ここは〜………」
ロボロは質問しなくていいくらい丁寧に説明をする。
こういうところでいいやつぶるんよな…チビのくせに…。
rbr「…おい今チビっつったか?」
sha「言ってませんよーだ。」
rbr「…あっそ。で…〜〜〜」
rbr「よし…これで一通り終わったで。」
sha「ん、ありがとー。」
rbr「……にしても、やっぱケーキ選ぶん意外やわぁ。」
「シャオロンってそんな甘い物好きやったかぁ、?」
sha「いや、別に……」
あれ…誰やったんや、?
話し方が今より俺もあいつも幼かった…幼少期の記憶…?幼稚園児とか、?
にしては大人びてたか、幼稚園児2人がケーキなんて作れへんしな…。
じゃあ…小学生、とか…、?
rbr「ケーキは大先生が得意やから、大先生がケーキ作ってくれると思うで!」
「大先生あぁ見えて料理そこそこ上手いねん、手作りケーキ、楽しみにしときぃや!」
手作りケーキ、か……
rbr「ほんじゃ、俺は仕事あるから、またな!」
sha「…ぁ、おん……。」
昔…いつの記憶やろ……。
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コメント
2件
初コメ失礼します 傘音ちゃん経由で来たんだけど作るのうますぎません?最高です!