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💜💙短編集

第33話 - 💜💙　同一性ダイアログ　後編　【リク】

430

2025年05月13日

#オーメンズ

#BL

#O-MENZ

柑橘

時は遡り、冒頭。おかめさんと行為をしようと、唇を重ねた瞬間、おかめさんはぎゅっと頭を抑え、俯いてしまう。どうしたんだろうか、と思いおかめさんの顔を覗き込んで見ると、その表情は苦しそうなものだった。

おかめ「ッ……ぁ……。」

小さく声が漏れる。数秒間そうしたあと、ゆっくりと顔を上げた。

その顔は、先ほどの面影が微塵もないもので、思わずどきっとする。まるで別人のような印象を受けるほどだ。

おかめ「え、えぇ…？きっつん…？」

狐「…ん？おかめさん、どうされたんです？」

そうやって問いかけてみると、なんだか不思議そうな顔をして、僕を見つめる。

おかめ「…きっつん、なんか雰囲気変わった？」

どういうことだ、と首を傾げると、おかめさんもその反応が予想外だったのか、首を傾げる。

そんな反応を見た僕は、ふつふつとなにか違和感のようなものを感じる。確信はないものの、どこかおかしい……そう感じたのだ。

狐「…おかめさんこそ、変わりました？えっち、しないんですか？」

キスだけで止められて、もどかしくなっていた僕は、おかめさんに跨るように座って聞く。

おかめ「え、え、えっち…？？？いつのまにそんな淫乱に…？？」

なんというか、僕に対しての反応が随分と違う。僕のことを知らなさそうな反応に少し戸惑う。

狐「…淫乱って…。おかめさんが育てたんじゃないですか…。」

少し文句をいいながら、そのままちゅっと、おかめさんの唇に自分の唇を重ねる。

おかめ「……！？き、きっつん……！！！」

おどろいたように僕を見つめるので、その反応に違和感を覚えながらも、舌を絡ませていく。

狐「んぅ……♡」

そのうちに段々と深くなっていく口づけに気分が高揚していくのを感じる。その欲情のまま僕はゆっくりと腰を動かしていく。

おかめさんのモノを、すりすりと撫でながら、ゆっくりと腰を擦り付ける。

狐「んっ……♡♡んぁ、んぅ……♡♡♡♡」

気持ちがいい。少しの快感を求めて擦るように腰を動かせば、段々と気持ちいいが膨れてくるのがわかる。時折、大きくなったおかめさんのモノに自分の穴をすり♡と擦り付ければ、さらに気持ちよくて腰が止まらなくなる。

おかめ「きっつん……ッ！ちょっと……！」

狐「……んぇ？♡」

突然肩を掴まれて引き剥がされるように唇が離された。その行動に思わずキョトンとしてしまう。おかめさんは、少し息を荒くしながら、僕の方を見つめていた。

狐「んぇ……？？な、なんですか……？」

何かいけないことをしただろうか。そう思って不安になるが、そんな僕を見てか、おかめさんが優しく頭を撫でてくれた。

おかめ「…ど、どしたのきっつん！！俺ら初夜もまだだし…。そんなえっちなことしないでしょ……！！」

狐「え、えぇ……？？初夜って……。」

おかめさんの発言に、さらに困惑が深まるばかりだ。

初夜なんて、数年前に終わらせたじゃないか。

狐「……え、あの……。初夜なら、もう終わらせましたけど……。」

おかめ「……え？どゆこと？」

狐「いや、だから……。数年前に済ませたじゃないですか……？」

おかめ「数年前……？？」

おかめさんは僕の発言に驚いたような反応を見せながら、考え込んでいるようだった。その様子に僕も困惑を隠せない。一体どう言うことなのか。

_____

おかめ「…つまり、この時代の俺と、数年前の俺が入れ替わったってこと…？」

話を聞く限り、目の前にいるおかめさんは、付き合った当初、数年前のおかめさんのようである。

狐「そうみたいです…。えっち、したことないんですよね？おかめさん。」

そうやって問いかけると、どうやら本気で恥ずかしいらしく、耳まで赤くなっていた。その様子に思わず笑ってしまうと、むっとしたような顔をされてしまう。

狐「…どうします？えっち、します？♡」

おかめ「そ、そりゃあ、したいけど……。」

狐「……えっ、まじですか。」

からかうように聞いてみたら、思わぬ反応が帰ってきてしまった。まさか肯定されるとは思っていなかったので思わず、笑ってしまう。

不安げなおかめさんの唇に、そっと重ねてから、おかめさんをベッド脇に座らせる。

おかめ「え、き、きっつん……？」

狐「んふふ……。じゃあ、僕が気持ちよくしてあげます……♡」

おかめさんの前に座り、そのままゆっくりとズボンのチャックを開けると、既に大きくなっているモノが目に入る。それをみて思わず嬉しくなる。そっとそれを取り出すと、先端にちゅ♡っとキスをする。

おかめ「……ッ！きっつん！？」

狐「んふふ、僕のお口、この時代のおかめさんに、いっぱい練習させられたから、きっと気持ちいいですよ…♡♡♡」

そう言ってからゆっくりとモノを口の中に入れていく。

その大きさに少し驚きながらも、歯を立てないように気をつけながら、口全体を使って愛撫していく。

狐「んっ、んむ……。ひもひいれすか……？♡」

おかめ「……う、ぁ、きっつん…。こら、汚いって…！！」

狐「んふふ……。おかめさんのだから平気ですもん……♡」

お腹の底がきゅん♡と疼き、息が荒くなるのがわかる。それと同時にこのまま口内に出して欲しいという欲望も湧き上がってきた。

その欲望を叶えるためにも、さらに深くまで咥え込み、喉奥でモノの先端を締め付ける。

裏筋を、舌でなぞったり、吸い上げたりすれば、段々と絶頂に近づいているのがわかる。

狐「ん……♡♡んぅんっ♡♡♡」

おかめ「はぁ……っ♡きっつん……ッ！」

とろりと蕩けた顔をして自分を見つめる様子に思わずきゅんとする。気持ちよさそうに目を細めているのがわかってさらに嬉しくなる。

狐「んあ、お口、出してくらさい……♡」

上目遣いでそう訴えかければ、案の定耐えられなくなったのか、僕の頭を軽く掴みながら、そのまま白濁液を僕の口内に吐き出す。

どろどろと青苦い液体が流れてくる。でも、おかめさんのなら甘く感じる。

狐「……んむ……っ♡んぅ、んん……♡♡」

ごくんっと喉を鳴らして飲み込むと、おかめさんが驚いたような顔をする。その表情に思わず嬉しくなりながら、ゆっくりと口を離して、舌を出してから口を開く。

狐「えへへ……♡ちゃんと全部飲めましたよ……？♡」

そう言って笑うと、おかめさんは顔を赤くさせながらも、僕の頭を撫でてくれたのだった。その優しい手つきが気持ちよくて目を細めるとそのまま優しくキスをされる。

おかめ「…二年間で随分えっちになるんだねぇ…。」

狐「んふふ……。おかめさんのおかげですよ……？♡」

そう言って笑うと、おかめさんもまた嬉しそうに笑ってくれる。

なんだかこのまま終わりにしそうな雰囲気を感じる。ここまでやったんだ。全部抱いて欲しい。

僕の頭を撫でる手を持ち、ズボン越しに自身の穴の方へと当てる。

狐「ね、おかめさん……。僕もう我慢できないです……。」

そう言って上目遣いで見つめると、おかめさんがごくりと喉を鳴らしたのがわかった。その反応に嬉しくなりながらもさらに言葉を続ける。

狐「……僕のここに、おかめさんのをください……♡」

自分の穴におかめさんの手を当ててそうお願いすると、おかめさんがまた少し顔を赤くするのが見えた。そんな様子に思わずきゅんとしてしまう。

そのままズボンも下着も脱いで、おかめさんの膝の上に再度座り直す。そして、自分の手を後ろに回し、秘部に指先を這わせていく。

最初はゆっくりとだが徐々に早めるように動かしていくと少しずつ甘い声が漏れてしまう。

おかめ「……きっつん……？」

そんな様子を見てか不思議そうに首を傾げるも、僕が何をしているのかわかったのか、少し顔を赤くしながら僕を見つめる。その反応が可愛くて思わず笑みが溢れてしまう。

先程ズボンを脱ぐ際に話してしまったおかめさんの手を握り直して、人差し指をぎゅっと掴む。

狐「…ナカ、弄ってみます？♡♡」

ぴとりと、おかめさんの指を自身の穴の入り口に差し込む。自身の指と、おかめさんの指が一本ずつ入り込んでて、少しドキドキする。そのままゆっくり動かして、中を広げていく。

狐「そう、そのままゆっくり押し進めてくださいね…♡♡」

おかめ「う、うん……。」

そのままゆっくりと2本の指が押し進めていく。いつもとは違う感覚に少し戸惑いつつも、その違和感にすら興奮を覚えていた。やがて、奥まで入ったのか、こつりと奥に当たるような感覚がした。

狐「んっ……♡♡はぁ……♡」

思わず甘い声が漏れてしまうのを抑えつつ、ゆっくりと腰を動かすと、段々と快感が増してくるのがわかった。

狐「お”ッ…♡♡ここ、このしこりが前立腺です…♡♡♡いっぱい、こしゅこしゅしてください…♡♡♡」

おかめ「こ、こう……？」

狐「んぉ……ッ♡♡♡そぅです……♡そこ、きもちぃれす……っ♡♡♡」

そう伝えればおかめさんがゆっくりと指を動かしていく。その感覚に思わず腰が浮いてしまう。そんな僕の様子を見ておかめさんが不安がりながらも、嬉しそうな顔をしたかと思えば、段々と指の動きが激しくなっていく。

狐「あっ♡♡あんッッッ♡♡♡お”っ♡♡♡♡」

次第に絶頂が近づいていくのがわかる。背中を反らしながら甘い声で喘ぐ僕を見てか、さらに責め立てるように指を動かす速度を速める。

狐「んぁ”っ♡♡♡♡♡イぐっ♡♡♡♡♡イッちゃいますぅっ♡♡♡♡♡♡」

びくんっと大きく身体を跳ねさせれば、おかめさんの指を締め付けてしまう。

絶頂した際に吐き出された白濁液は、おかめさんの腕にかかってしまったらしい。

狐「…ん、は、おかめさん…♡♡そろそろ、ナカ挿れたいですよね…♡♡」

おかめさんの首に腕をまわし、耳元で囁くように尋ねる。

そう言った後に誘うように軽くキスをしたら、おかめさんは余裕無さそうな顔でゆっくりと指を抜いた。

指が抜かれた代わりに、自身の人差し指で、穴の端をひっかけ、見せつけるように広げる。

狐「ぼくのおまんこ、寂しいんです…♡♡♡」

そうやって笑いかけると、おかめさんはゴクリと喉を鳴らす。そのままゆっくりと近付いてきて唇を重ねられる。お互いの舌を絡ませながらも、腰を動かして挿入れるように催促すると、少し恥ずかしそうに僕の頭を撫でてからゆっくりとおかめさんのモノが挿入ってくるのがわかった。

狐「んぉ”…………ッッッッッッッ♡♡♡♡♡♡♡」

ずぷずぷと侵入してくるおかめさんのモノに思わず喘ぎ声が漏れてしまう。

自身の中が、おかめさんのもので、圧迫されるのが気持ちよくて仕方がない。その快楽で頭が真っ白になる。

狐「んぉ”っ♡♡♡おッ♡んぉっ♡♡♡♡」

おかめ「……っは………！！！」

腰をしっかりと掴まれてしまい、逃げ場をなくしてしまう。そんな様子に嬉しくなりながらおかめさんの首元に、顔を寄せる。

狐「いっぱい、搾り取ってあげます♡♡♡」

そう言って、ゆっくりと腰を動かすとおかめさんはまた余裕無さそうな顔で僕の事を見つめるのだった。

ずるるっと、自身の腰を上げ、ゆっくりとまた下げていく。何度も繰り返すうちに段々とお互いが気持ちよくなれるとわかってきたようで、徐々に腰を動かす速度を速めていった。

おかめ「…ッ！！！♡♡」

おかめさんのモノが奥にこつっと当たる度に腰がビクビク♡と震えてしまうのがわかる。

狐「はっ♡♡お”ｯｯｯ♡♡♡お、おかめさん…ッッッ♡♡♡♡ナカ、気持ちいいれすか♡♡♡♡♡いっぱい”ｯｯｯおちんぽでｯｯｯ♡♡ぱちゅぱちゅしていいですよ…ｯｯｯ♡♡♡♡」

おかめ「……ッッ！！」

おかめさんの頭をぎゅっと抱きしめ、耳元でそう囁くとそのまま腰を動かしてぐりぐり♡と腰を押し付けていく。

おかめさんは、なすがままにされて、顔を食いしばっている。

いつもは余裕そうに僕を抱くから、こんな表情してるのが見れて、嬉しくなってしまう。

狐「んぉ……ッッ♡♡お”ッ♡お”っ♡♡♡あひッッッ♡い、イきそうれすね？♡♡♡出していいですよ♡♡♡♡」

おかめさんのモノがビクビクと震え、絶頂が近いのを感じる。それを感じてか、さらに腰を動かす速度を早めていく。

おかめ「ん”ッッッ………！！♡♡♡」

狐「あ”っ♡♡♡♡」

どぴゅるっと、熱いものが中に吐き出された。その熱にまた軽く達してしまう。

狐「んへ、僕、まだイってないです…♡♡♡♡♡」

そう言って、再度腰を上げると、穴の付近から、とろとろと白濁液が太ももを伝って垂れてくる。

狐「んぅ……♡♡♡いっぱい出ましたね♡♡♡」

そう笑いかけるとおかめさんは顔を赤くして目をそらすのだった。その反応に微笑みながらも再び動かしていく。今度は僕も一緒に気持ちよくなれるようにゆるゆるとした動きで動かしていく。

おかめさんのお腹に手を当てて腰を動かせばぐちゅぐちゅ♡という音が部屋に響き渡るのがわかる。その音だけでさえも興奮してしまう僕はかなり重症なのかもしれない。

水音を立てながら、もう一度、おかめさんのモノを埋め込んでいく。

狐「お”ｯｯｯ♡♡♡お、おかめさッッッッ♡♡♡♡♡おくに、キてましゅ……っ♡♡♡♡♡」

何度も腰を振る内に、自然と動きが早くなってしまい、頭がふわふわとして何も考えられなくなってしまう。腰が止まってくれなくて、完全に快楽に浸かってしまっているようだ。

何度も何度も腰をおかめさんのに擦り付けて、必死に快楽を貪る。

狐「あ”〜〜〜〜ッッ♡♡♡イぐっ♡♡♡イッちゃいますぅうっっっっ♡♡♡」

びくんっと大きく身体を跳ねさせて達するとそのままおかめさんの上に倒れ込んでしまう。

おかめさんのお腹の上に、大量に白濁液を吐き出してしまって、

少し申し訳なく思いながらも、おかめさんの上に乗っかった状態のままで息を整える。

おかめ「……きっつん……大丈夫？」

狐「ん、はぁ……♡♡大丈夫です……♡♡♡」

そう答えるものの、まだ体がビクビクと震えてしまっており、上手く喋れない状態だった。そんな僕を見てかおかめさんは優しく頭を撫でてくれた。それがとても心地よくて思わず目を細める。

狐「ん、おかめさん、ちゅ、ちゅーしましょ…♡♡」

そう言って顔を近づけると、ちゅっと触れるだけのキスをされる。

その瞬間、おかめさんは唸り声をあげて頭を抱える。

入れ替わる直前にも同じ動作をしていた。

心配になりながら、おかめさんの背中をさすると、恐る恐ると言った様子で、頭を上げる。

狐「今のおかめさんですか…？」

そういって視線を合わせると、先ほどのおかめさんではなく、見慣れた視線と交わる。

おかめ「…てことは、戻って来れた？」

そういって呟くおかめさんに、思わず安堵する。

付き合った当初のおかめさんも大好きだけれど、今のおかめさんが一番大好き。

過去の僕と、過去のおかめさんも、お幸せに。今の僕と、今のおかめさんが、それを証明してあげます。

_____

作者から。

同一性ダイアログ、完結です。

改めてネタありがとうございます！

他のネタも順次書いておりますので、少々お待ちください。

話は変わりますが、総♡数10000越え、本当にありがとうございます！！通知きてびっくりです。これからもどすけべ💜💙書いていきますので、よろしくお願いします！

次回もよろしくお願いします！！

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初コメ失礼します！数日かけて1話からここまで読みました！全話の感想語ったら凄く長くなりそうなので簡潔に言います！最高です！ありがとうございます！

狐さんがリードしているのを見てもうここまで！！躾られたんだなと思いましたぁぁぁー！余裕のないおかめさん最高！！総いいね数おめでとうございます🎉

♡♡♡きっつんが尊過ぎますて、、😭ほんとにこの二年で随分と躾けられたんですね、、😇😇おかめさんありがとうございます、、💕💕

柑橘

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