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【 五条side 】





夜蛾「ハイ、そこまで。終了」





硝子「あ〜終わったね〜」





時透「ウン、ソウダネ。」



五条「お前、大丈夫なんだよな?」



時透「ウン、ダイジョウブダヨ。……タブン。」


時透「……」



五条「おい、やめろ その微妙に長い沈黙とカタコト喋り 不安になるから!」


硝子「五条が不安になんのかよ」




初夏。4人という人口には似合わないだだっ広い教室で期末テストが終わった。




すべては夜蛾センの一言。



「ちなみに、赤点1つでも取ると交流会には参加出来なくなるからな。」



という謎の部活ルール(?)により



【 宵 英語 赤点回避授業 】(硝子命名)が行われた。






五条「手応えは?」



時透「何を聞いているんだ五条。」


時透「私が握り締めていたのはツルッツルのプラスチックさ。」


五条「それは手触り。」


五条「シャーペンのこと聞いてるんじゃないんだよ」


時透「そんなの、わかるわけないじゃぁ〜んんん!!」


時透「いい?テストっていうのはね、返ってくるまで結果なんてわかんないんだよ!!?」



五条「ンなモン、知ってるわ」


時透「だから、あとは、、」


五条「あとは?」


時透「……祈るのみ。」


五条「結局神頼みかよ」




後日 テスト返却


宵は赤点を回避した。



時透「やったぁぁーー!!!」



時透「これで私も交流会出れるんだよね!?」



夏油「あぁ。そうだね。」






時透「そういえば、交流会ってどこでやるんですか?」



綾人「高専だよ」



時透「え、?ウチ?」



柚月「ううん。京都の方。」



柚月「毎年昨年勝った方でやるんだ」



硝子「え、じゃあ負けたんですか。」



綾人「その目ヤメテ。硝子ちゃん。」



柚月「去年はねー。あっちにすっごい強い人がいたんだよ」



柚月「団体戦では4分の3の呪霊を1人で祓っちゃうし、」


柚月「個人戦でも優勝してたんだ」



真美「へー。じゃあ勝つためにはその人倒さないとですね。」



綾人「いや、その人は確か去年3年だったから今年は参加しないよ。」



五条「つまんねーの。」



時透「安心しろ五条。個人戦では私が勝つから。」


五条「あ?黙れチビ、俺が優勝するんですぅー」



夏油「ハイハイ。2人ともそこまで。」



夏油「団体戦では仲間なんだから。」



時透「ふ、」


五条「はっ、」



時透・五条「「精々足引っ張んなよ!!」」



時透「それはこっちのセリフ!!」


五条「あ?こっちのセリフだわ。つーか被せてくんなし。」


時透「はぁ?そっちが被せてたきたんじゃん。」



綾人「はぁ、こんなんで協力出来るんだろうか、、」



硝子「まあまあ、先輩。なんとかなりますよ。」



硝子「ああ見えて頼りになりますから。」





拝啓 “ セリフを被せてきた ” 君へ



なんでお前はaloneをappleって書いてたんですか。



バカなんですか?


あ、そうでしたね。









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