夜
車も人も通らない
天井も壁も何も無い
あるのは足元にある地面と
静かに聞こえる雨の音
暗闇
自分自身ですら見失ってしまうような
夜の心細さ。
君といた夜
君を失ってから雨の冷たさに気づいたんだ。
<なんて冷たいんだろう。君の体温のように冷たく感じるよ。>
そして俺は誰もいない静かな階段を登った。
<寂しい思いはさせないって約束したから>
君に会うために。
夜
車も人も通らない
天井も壁も何も無い
あるのは足元にある地面と
静かに聞こえる雨の音
暗闇
自分自身ですら見失ってしまうような
夜の心細さ。
君といた夜
君を失ってから雨の冷たさに気づいたんだ。
<なんて冷たいんだろう。君の体温のように冷たく感じるよ。>
そして俺は誰もいない静かな階段を登った。
<寂しい思いはさせないって約束したから>
君に会うために。