何も違う僕ら
俺は悪魔に回復をしてもらうように言って回復をさせる。
果たしてあの人は人だったのだろうか。
勝てるビジョンが見えなかった。
と言っても俺は何をされたか分からないが、意識が覚ましたときには見るも無残な姿になっていたのでそれくらい相手が強かったのだろう。
「駄目だなぁ。もう悪意に侵されてる。。かわいそーで救いようがないや。」
早く楽にしてあげたいなと、また会いに行こうと思い、少しワクワクしている。
医者は俺を見るなり、びっくりした顔をしていた。俺はそんな医者を無視して、外に出て行った。
もう綺麗な夜だ。人気が無くて涼しい。
俺はこんな夜は好きだ。
「‥‥〜♪」
気分が良いから鼻歌を歌ってみた。
そんな時に子供一人で夜中歩いている子がいた。お腹が空いてそうだ。
俺はそんな可哀想な子に近付いた。
「君はこんなところで何をしているの?」
俺は優しい声で声をかけてあげた。
『‥おかあさんが‥出てけって、、言って‥』
可哀想な少女は泣きながら答えた。
俺はそんな少女に微笑みながら目線を合わせるためにかがんで
「そうかぁ‥お母さんの家はどこ?」
『あそこ‥』
少女は小さな小屋のような家を指でさした。
「そっか‥ありがとう。」
「ねぇ君‥‥、、そんな毎日はもう嫌だ?」
『えっ‥、?』
少女は少し黙った後、コクリと頷いた。
俺はそんな少女に銀のナイフを突き立てた。
少女の白いワンピースが赤く染まっていく。
『‥っ‥、、?』
状況が理解していない少女は自分の血を見て、怯えた表情をして、涙を流しながら泣こうとしていた。
俺はそんな少女の口を塞いでもう一度刺した。少女は少ししたら動かなくなった。
面白いなぁ。そんな事を思いながら、少女を解放してあげれて俺は満足そうに微笑んだ。
俺は少女が指差した家のインターホンを鳴らした。
出てこなかったがいるはずなので、無理やり開かせた。逃げられると思っているのかな
怯えたような顔をして俺を見つめる母親。
借金取りじゃないとでも思ったのか安堵の表情をして俺に向かって
『誰よ‥!私に近付くじゃないわよ!!穢らわしいわ!!』
穢らわしい?何を言っているのかなこの人は
俺にはよくわからない言葉を発したので、口を塞いで、首を絞めた。
激しく抵抗している。穢れているから抵抗をするんだ。
じゃあ俺がこの人も解放してあげないと。
そのまま首を絞めているとやっと黙ってくれた。俺の言う事をちゃんと理解してくれたのだろう。俺はまた解放してあげれた。
そう思うと母親だった者に微笑んだ。
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