虎杖が領域展開の手印を結んでいる表紙…最終巻を閉じた。
「読み終わっちゃった…」
終わってしまったことの寂しさを感じながら、伸びをする。
決して古参とはいえないほどのファン歴だが、渋谷事変までのアニメを全話見て死滅廻游からは単行本を集めただけあった。
特に羂索が気に入っている。狡猾で知的好奇心が高く、面白いことを感じるために1000年という長い人生を生きていた。
人間を調味料や実験道具のようにしか見ておらず、倫理観のなさと行動力の高さが比例している。
五条を封印できたときに見せてくれる脳みそや虎杖を産んだという事実の気色悪さも大好きなのだ。
(羂索の生首でも見るか。)
27巻の乙骨に首を斬られるページを開く。
悪役の推しのリョナは好きだからもっと苦しんでも良いと思いつつも、これはこれで生首の姿になっているのがエロい。
そんな羂索に満足を覚えていると、眠気が襲ってきた。
漫画を本棚に戻そうとするが、瞼が閉じてその場に倒れ込んだのだった。
明治時代にいた呪霊と子を孕める体質の人にこれから成り代わることも知らずに。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!