※モブ→攻、ngki→受
※ここから先は名前を伏せません
※主がΔボイス、及び配信を全ては聞けていない関係でΔに関する捏造要素が入ると思います、ご了承ください
苦手な方は、自衛お願いします🙏
長尾「(ひっっさびさに戻って来たなぁー…、皇都)」
長尾「さっさと用事済ませてハルん家凸るか〜」
忙しない足音が近づいてきた
??「長尾さんっ!!!!」
長尾「お、?」
祓魔師の隊服…後輩か
後輩「っは……っはー…」
めっちゃ息荒れてんな…
長尾「ど、どうした?何かあったのか?」
後輩「魔……魔が……!!」
長尾「!」
長尾「どこだ、案内してくれ」
後輩「こっちです…!!」
人(ひと)気が無い道に進んでいく
長尾「(やっべ……こんな入り組んでるとこ入ったら…、俺帰れないんじゃね……?)」
後輩「ここ、曲がったとこです…」
長尾「よし、」
なんだ……?全然魔の気配がしないぞ…?
とりあえず、どんな奴か確認するか…
長尾「っ」
長尾「……ッ!」
そこには2人の人間と、首の辺りに刃物を突きつけられている子供がいた
子供は、凄く怯えた表情をしていた
長尾「魔って………こいつらのことか?」
後輩「すっ…すみません…」
モブ1「おっせーな〜、もう帰ってこないかと思ったぜ」
モブ1「遅すぎて、危うく可愛い弟君を殺すとこだった…」
子供「ひっ……!!」
後輩「っやめてください!!!」
長尾「あのガキ、お前の弟なのか」
後輩「……そうです……」
長尾「端的に言え、何が目的だ」
モブ2「まあまあ、そう焦らないでくださいよっ!首・席・サ・マ」
モブ1「そいつに要求したのは、このガキを返して欲しいなら、長尾景を連れて来いってことだけだ」
モブ2「あ!お前!もうちょっと楽しませろよ!」
モブ1「いーだろ、もう待ちくたびれたんだよ」
長尾「つまり、お前らの目的は俺ってことか」
モブ2「そーそ、大人しく首席サマがこっちに来てくれるなら、このガキはすぐに解放するってこと」
長尾「…わかった」
後輩「長尾さんっ…!」
長尾「大丈夫だ、弟、すぐ解放してやるからな」
モブ2「流石首席サマ!物分りが良くて助かりますよ〜」
モブ1「よし、じゃあその足にぶら下げてる物騒な刀はそこに捨てて、こっちに来てもらおうか」
随分舐められたもんだな…
確かに俺は祓魔専門で、ほとんど魔を相手にしてるけどよ…
長尾「これでいいか」
モブ1「あー、あとその本も捨てろ」
長尾「はいはい、注文が多いこと」
長尾「これでいーかー?」
モブ1「よし、いいぞ」
ゆっくりと近づいていく
モブ1「随分素直だな、長尾景にも情はあるって本当だったんだな笑」
長尾「早くガキを離せよ」
モブ1「まあまあ、」
もう1人の方が動いた
長尾「っ!!」
モブ2「なっ……!!」
あっぶねー……
抑えたそいつの手のひらから、白い粉末がこぼれた
長尾「卑怯じゃねぇか…、不意打ちで眠らそうとするとか……っさっ!」
モブ2「うッっ゛!!」
人命優先
モブ1「けハッっ…!!」
モブ2「くっそ、こいつ!!」
長尾「おいガキ!逃げろ!」
子供「はいっ……!!!」
後輩「長尾さん!!」
長尾「大丈夫だー!弟とここから離れてくれ!」
長尾「ついでに上にも報告頼む!」
後輩「分かりました!」
モブ2「あぁっ!!くっそ!!」
モブ1「大丈夫だ、焦るな」
長尾「さて、と……」
2対1か…
対人戦はちょーーー久しぶりだけど…
いける
モブ2「ちょーっと本来の計画とはズレちゃったけど……」
モブ2「首席サマの実力、見せてもらおうじゃねぇか!!」
長尾「っ…!ふっ!!っ」
モブ1「おラァッ!!」
長尾「ッぐ…!」
長尾「(こいつら……)」
ある程度訓練は積んでるな
でも
中途半端だ
モブ2「ぐあっ!!…!!」
モブ1「ガっ……!!」
長尾「俺が刀しか扱えないと思うなよ」
モブ2「くっそ……」
ふぅ……久々に……
長尾「ッがっ!?」
突然背後から動きを封じられた
長尾「(嘘だろ…全然気づかなかった…)」
長尾「(どっから湧きやがった…!)」
そいつは俺よりもずっとガタイがよく、身長も頭一個分以上はデカかった
長尾「(デカすぎんだろ…!!!)」
何とか抵抗を試みるが
長尾「(んだこいつ…!!ビクともしねぇ…!)」
??「思ってたより小柄なんだな、一流祓魔師さんよ」
長尾「(誰だ……!?)」
??「対人戦は何年ぶりだったかな?」
??「長尾景」
長尾「ングッっ!!!」
口元に布を当てられ、粉末が体内に入ってきた
急激に瞼が重くなって、意識が遠くなるのを感じながら、眠りに落ちた
【第1話 襲撃】
コメント
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通知が飛んできたんでなんだ!と思って見てみたら、モブ×kiとは!!!神ですね!!ありがとうございます!