受 験 生 _ 。

春になったあの日。

姉が受験生になった。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

私の姉が中3の時、

“受験生”になったプレッシャーで倒れたことがある。

あの時の姉は必死に勉強して辛そうだった。

姉が受験生のとき、私は中学1年生だった。

受験なんてまだまだだ。

そう思ってた。

姉が受験を終えて2年後、

私は受験生となった。

最初は

“まだ1年あるし。”

と思い、友達と沢山遊んだり恋愛したりした。

私が受験生なのを実感したのは

部活を辞めてからだった。

部活を辞めてから周りの人達は必死に

勉強している。

時には泣きながら辛そうに勉強している人もいた。

そんな人たちを見て私は思った。

“私、受験生になったんだ。”

受験生を実感してから私は勉強に集中した。

上手く行きそうだった恋愛もやめ、

友達とは遊ばなくなり、

仲のいいネッ友のグループLINEも抜けたり、

私は受験に集中するようにした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

受験生と実感して3ヶ月。

私は今日も家に帰って勉強をする。

最近、勉強に集中できない。

前までは、3時間ぐらいは集中してできてたのに。

今では1時間も集中してできない。

また、体もだるかった。

熱がある訳じゃないけど、体が重かった。

その事を母に話した。

すると母はこういった。

“燃え尽き症候群（もえつきしょうこうぐん）“じゃない、？

燃え尽き症候群とは、

長期間にわたるストレスから、心身の活力を失い、感情的に疲弊し、仕事への達成感や意欲が低下した状態のことを言う。

まさか私がそうなるとは思わなかった。

母はこう言う。

少し休んでみたら？

休むって、本気で言ってるの、？

私受験生だよ、？

私は馬鹿だから、沢山勉強しないとっ、

その時の私は涙が出そうで、我慢していた。

そして10月。

私は燃え尽き症候群を乗り切り、

毎日平日は6時間。

休みの日は12時間と勉強し続けた。

両親は心配していたが応援してくれていた。

受験まであと4ヶ月。

絶対受かってやる、

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

受験生の皆さん。

自分の力を信じて頑張ってください。

体調に気をつけて、

燃え尽き症候群にならない程度に

頑張ってください。

応援しています。