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animals -幻の灯火-

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animals -幻の灯火-

2 - 第2話 魔力の色

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2025年05月03日

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🐹❤️▷視点


眩しい光が降り注ぐ中、

魔力検査を行うという謎の行事がある。

私よりも先輩の人が言っていた

「これより嫌な行事はない」という事が身に染みてわかる。


🐇💜「あるるちゃ〜ん!」

🐹❤️「何?」

🐇💜「?今日は語尾に”ある”つけないの?」


私は普段から”ある”という語尾をつけている。

しかし、それはただの気分であって、癖ではない。


🐹❤️「そういう気分」

🐇💜「そっか!」

🐹❤️「それより、背の順で横一列に並んで」

「準備体操するから」


3年生という、この学校で1番のリーダー。

その責任をもって指示をする。


🐇🩶「あるる、全員並んだよ」

🐏🩷🩵「もう準備体操は出来るよ〜!」


2人は、気が利いてとても良い子。

いつも私に協力的だ。





準備体操が終わり、先生が来るのを待つ。


🐹❤️「今日は日差しが眩しいから、

日陰で先生の事を待とうか」


そう言って、皆んなを日陰へ誘導した。

ただ、2人は校庭のグランドのランニングへ行った。


🐈‍⬛💙「凛?」

🐼💚「何?」

🐈‍⬛💙「此処って部活とかってあるの?」

🐼💚「なんで、僕に聞いたの?

僕が知ってると思う?」

🐈‍⬛💙「別に知ってるなんて思ってないよ」

「ただ、妃那樹は忙しそうだし、

気軽に聞ける先輩も居ないから聞いただけ」

🐼💚「あっそ」


魔力検査があるというのに、

1年生の2人は全く気にならないようだ。


🐹❤️「妃那樹〜!流翔〜!

ランニングはもうやめな〜!」


今、バテられても困るので、 声をかけておいた。

🐹❤️「はい、水」

🐏🩷🩵「ありがとう!あるる!」

🐇🩶「ありがと〜」





🦊💛「では、皆さん!魔力検査を始めますよ!」


その声を合図に魔力検査が始まった。





パリーンッというガラスでも割ったような音が鳴った。


🐼💚「だから言ったのに…」


彼は魔力検査に使っている水晶玉を

魔力だけで割ったのだ。

妃那樹の桃色と水色の混じった特殊な魔力

ですら割れない、丈夫な水晶を…だ。


🦊💛「な、何が起こって…」


先生も困惑している。

大人でも難しいのに、ましてや、 14歳の年齢的には

中学生の男が やり遂げたのだから驚くのも無理ない。

🐈‍⬛💙「でも、どうするんですか、先生。

凛の魔力は分からないどころか、色すら見えませんでしたよ?」


彼の言う通りだ。

魔力の色すらわからないのなら、

やった意味がないと言ってもいい。


🦊💛「あ、あるるさん…どうにか、凛君の

魔力の色だけでもいいから分からないですか…?」

🐹❤️「色ぐらいならわかると思いますよ」

🦊💛「ほ、ほんとうに!?お願いしてもいいですか…?」

🐹❤️「はい、構わないですよ」

🦊💛「ありがとうございます …!」


正直、こういうお願いは断る気で居た。

しかし、どうにも彼に興味が湧いてしまったのだ。


🐹❤️「凛君…?」

🐼💚「凛でいい…」

🐹❤️「じゃあ、凛」

「私の前に立ってくれる?」

🐼💚「うん、わかった…」


私の魔法で彼の魔力の色を見てみた。

しかし、私は顔を曇らせた。


🐹❤️「みどり…?」


皆んな、唖然としていた。

普通、あの魔力量で緑色などあり得ないのだ。


🐏🩷🩵「え…?み、緑!?」

🐈‍⬛💙「あの魔力量で…?」

🐼💚「そんなにおかしい事…?」

🐇🩶「そんなって…結構、おかしいと思うけど…」

🐇💜「緑って位的には、1番下だよね…?」

🐹❤️「そのはず」


魔力の色は魔力の少ない順に緑色、橙色、水色、紫色、

桃色、灰色、青色、赤色の順と決まっている。


🦊💛「前代未聞の事態ですね…」

🐹❤️「凛、自分の魔力全部を

自分に纏わせられる?」

🐼💚「うん、出来るけど…」

🐹❤️「やってみてくれる…?」

🐼💚「わかった…」


🐈‍⬛💙「下手したら、赤より上だよ」

🐏🩷🩵「…?ねぇ、凛」

🐼💚「何?」


そう言って彼は

魔力を自分に纏わせるのをやめた。


🐏🩷🩵「私に魔法をぶつけてみて」

🐼💚「…?わかった」


凛がぶつけたのは、

地面に落ちていた1つの石ころだった。


🐏🩷🩵「やっぱりね」

🐇🩶「妃那樹、どういうこと?」

🐏🩷🩵「あるる、色は本当に緑?

もう一回見てくれる?」

「地味に色が違うはずだから。」

🐹❤️「?わかった」


どういうことだろ?そんな事は

口に出さず、妃那樹の言う通りにしてみた。


🐹❤️「青翠…?」

🐏🩷🩵「私は、羊族のかんなぎだったから、

こういうことには詳しいの。」

🐇🩶「凛の魔力はどういうことか、教えて」


妃那樹は一呼吸置いてから、話し始めた。


🐏🩷🩵「わかった…これは、私がお爺ちゃんから聞いた、

先祖代々受け継がれてきた話。」




🐏🩷🩵▷視点




魔力の位には、赤よりも上があるとされていた。

その色は一見ただの緑だが、よく見ると青翠になっているらしい。


ある日、他の族から水晶玉を割った者が現れた。

だが、皆首を傾げる。そう魔力の色が緑色だったのだ。

そんな時、世界一を誇る魔法使いがこの場に訪れた。

その魔法使いは「青翠か…」と言い放ち、

その後には、水晶玉を割った者は居なくなっていた。


🐏🩷🩵「これが全てだよ」

🦊💛「その水晶玉を割った人はどうなったの…」

🐏🩷🩵「星になったと聞きました。」

🦊💛「星…?」

🐏🩷🩵「はい、この話は魔法使いがその水晶玉を

割った人を 星にし、皆を幸せにした。と聞いています」

🦊💛「そうなのですか…少し安心しました。」


その事を話していると、

凛が珍しく話に入ってきた。


🐼💚「それって水晶玉を割った人が

パンダ族で、 魔法使いが羊族だよね」

🐏🩷🩵「そうだけど…なんで凛は知ってるの?」

🐼💚「ただ、聞いたことある話だなって 思っただけ…」

「それに、僕もパンダ族だし、

知っててもおかしくないよ…」

🐏🩷🩵「でも、聞いたことあるって言っても

凛はこういうことは全部覚えてるでしょ?」

🐼💚「…」


“真実を教えてあげる”と言って、

凛は不敵な笑みを浮かべた。



▷あとがき


フォロワー10人達成ありがとうございます。

1話、1話を長く書いているため、読み疲れたり、飽きたりしたと思いますが、

此処まで読んでくださった方ありがとうございます。

コメントをして頂くと、animalsの誰かが返信してくれるかも知れません。

良かったら、コメントしてみてくださいね。


次回も楽しみに!!

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