コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「あ!そうそう風呂!どうします?2人で入りますか?」
「2人で!?いいよいいよぷりちゃんから入りなよ!!!」
顔を真っ赤にして両手をぶんぶん振って全力否定する君。
「いや!!2人で入りましょう!!!!」
「1人づつ!!ぷりちゃんから入って!!」
言い合いを続けた結果、俺が折れて1人づつ入る、ということになった。
俺が上がったあと、莉犬くんはそそくさと目を隠して風呂へ向かった。下着は着ていたものの、刺激が強かったようだ。
ー30分後ー
「上がりました!」
声の方向へ顔を向けると、火照っていて髪を濡らした色気たっぷりの莉犬くんがいた。服も半パンを着ていて、思わず息を飲む程だった。
動揺を隠すために声を掛けた。
「髪、乾かしましょうか!?」
「ほんとー?!じゃ、お言葉に甘えて」
ぽすんと俺の足の間に座る莉犬くん。俺の理性が壊れていないのを褒めてほしいものだ。
乾かしていると、うとうとし始める君。柔らかな髪の毛ですら愛おしかった。
1つのベッドに2人で並んで座る。
まあ、俺も男な訳で、そういう事を期待していなかったといえば嘘になる。
「、莉犬くん。だめ、ですか?」
曖昧に濁して伝えてみる。
少し、時間が経って、君がこくりと頷いた。
その瞬間、興奮した俺は莉犬くんの肩を掴み、押し倒す。
「ん、」
軽く、キスをした。
「、っは、」
物足りなさそうに俺を見つめる。
今度は深く、
「っ、あっ、んんっ」
息をする間も与えない程のキス。
「~やっ!!ちょっとまっ、んんっ」
深く、深くキスをした。
甘くとろけた君の顔。初めてみる表情にゾクゾクする。もっと、もっと色々な君が見たい。
「すきです、莉犬くん♡」
長く、甘い夜が続いた。