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そらるside
「ん…っう”、?」
目が覚めると、真っ暗な部屋の中にいた。
手には手錠が着いている。
「…早く、逃げないと。」
まふはおかしい。
いち早く逃げないと…。
手錠、どうしよう。
無理やり右手の手錠を外した。
ポタポタと右の手首から血が流れる。
ガチャ…
真っ暗の部屋のドアが開く。
その人物はまふだろう。
「そらるさぁ〜ん、大人しくしてましたかぁ〜?♡」
「あ”っ…、まふ…。」
まふが俺の手首を見る。
数秒の沈黙が流れる。
「…ねぇ」
聞いたこともないような低い声が響く。
ハイライトの無い目でこちらを見るまふ。
「手錠…なんで外したの?」
「っあ…あ、いやぁっ!?」
まふがゆっくりこちらへやってくる。
ガシッ
「っ!?い、痛…!」
まふが強く俺の両腕を掴んできた。
先程の右腕の傷が痛い。
「ねぇ、なんで?僕から逃げようとしたの?もうそらるさんは僕の物なのに。ちゃんと手錠も足枷をつけたのに。」
「っえ…?あ、足枷…?」
気が付かなかった。
足を動かすと、やはりジャラジャラと鎖の音が聞こえる。
「あれ…気づいてなかったんですか?そんなところも可愛らしいです…♡」
「あ…ごめんなさ…っ」
怖い。俺の体は尋常じゃないほど震えていた。
「ふふ…、謝って欲しいんじゃないです。こんなに震えて…。これからすることがわかってるんですか?」
「っへぇ…!?」
「っあ”ぁ”!?っう”、はぁ”っ///」
「そらるさぁん?気持ちいいですかぁ?」
「あ”…ぁ、あぁ///」
頭がグルグルして目がチカチカする。
もうまふの声も聞こえない。
俺、ハジメテなのにぃ…っ!
ぱちゅぱちゅといやらしい音が部屋にこだまする。
「聞こえてないのかなぁ?」
「ぃ”たい”、や”、ぁっ”♡」
「あれ、痛かった?♡まぁ、『ハジメテ』だもんね…♡」
まふがゆっくりまふのものを抜く。
「ん”っ…♡」
まふまふside
今僕の手元にはとろけた可愛い僕のそらるさんがいる。
「っん、ふぅ、あ…///」
僕のを抜いたのにも関わらず、そらるさんは小さく喘いでいる。
もしかして、これで終わりだなんて思ってないよね…?♡
「ま、ふ。ごめな、さ…っ///」
「…そらるさん」
「ふぇ…?///」