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翌朝
🌸『では!行ってきます!』
実弥「おう。気ィ付けてなァ」
隠「〇〇様!行ってらっしゃいませ!」
私は実弥さんと隠しの皆さんに手を振り、藤襲山に向かった。
🌸(結構人いるなぁ…あ!あの子!)
トントン
🌸『カナヲ!久しぶりだねぇ』
カナヲ「〇〇、久しぶり。」
🌸『胡蝶様は元気?』
カナヲ「うん、変わりないよ」
🌸『そっか!最終選別頑張ろうねぇ』
カナヲ「うん…さようなら。」
🌸『またね 』
🌸(話すか決める時は銅貨投げるのか…いつも会う時は師範達も一緒だったから話してくれてよかったなぁ)
白髪・黒髪「皆様。こよいは鬼殺隊最終選別にお集まりくださってありがとうございます。」
白髪「この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込められており、外に出ることはできません。」
黒髪「山のふもとから中腹にかけて鬼どもの嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからでございます。」
白髪「しかし、ここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼どもがおります。」
黒髪「この中で7日間生き抜く、それが最終選別の合格条件でございます。」
白髪・黒髪「では、いってらっしゃいませ」
藤襲山
🌸『うーん…あんまり鬼居ないなぁ 』
?「うわぁああああ!」
🌸『ッ!誰か襲われてる!!』ダッ
モブ「や、やめろ!助けてくれッ!」
🌸『大丈夫ですかッ!?』
鬼「ひひひっ…次から次へとエサがやってくるなぁ」
🌸『その人を離しなさい!!』
鬼「落ち着けってお前のことも食ってやるからさぁ!」
🌸『風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ!』
鬼「ぎゃああああ!!」
🌸『よっと…ありゃ。これは酷い応急処置ですが手当しますね^^』
モブ「あ、ありがとうございます…///」
🌸『これでよし!最終選別お互い頑張りましょうね^^』
🌸(この調子で人を助けながら鬼を倒そう…)
最終日
🌸『ッ!!この気配…!!』ダッ
鬼「なんだァ?また俺のエサが来たなァ?」
🌸『…これだけの人を✖︎して…許さない!!』
🌸『風の呼吸 壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!』
鬼「なかなかやるねぇ…他の奴らよりも遊びがいがあるなぁああ!」ザシュッ
🌸『うっ…!(落ち着け…呼吸を乱すな!)』
🌸『風の呼吸 肆ノ型 昇上砂塵嵐!!!』
鬼「ぎゃああああ」
🌸『まだだ終わってない!風の呼吸 伍ノ型 木枯らし颪!!!』ズバッ
鬼「き、斬られただと…!この俺が!」
🌸『皆さん…グスッ 仇はとりましたよ…』
🌸(山下りないとだ💦)
下山
🌸(たったこれだけ…?まだ来るよね…)
🌸『ッ!?げ、玄ちゃん…?』
玄弥「…!?姉ちゃ…姉貴!何やってんだよ!」
🌸『それは私の台詞よ!怪我はしてない!?大丈夫!?』
玄弥「ッ〜!触んなって!!」パシッ
🌸『ッ!玄ちゃん…』
🌸(反抗期かな…)
白髪・黒髪「おかえりなさいませ」
白髪「おめでとうございます」
黒髪「ご無事で何よりです」
玄弥「で?俺はこれからどうすりゃいい」
玄弥「刀は?」
白髪「まずは隊服を支給させていただきます。体の寸法を測り、そのあとは階級を刻ませていただきます」
黒髪「階級は10段階ございます」
白髪・黒髪「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」
白髪「今現在皆様は1番下の癸でございます」
玄弥「刀は?」
🌸(玄ちゃん刀に執着しすぎじゃない…?)
白髪「本日刀を作る鋼、玉鋼を選んでいただきますが刀が出来上がるまで10日から15日かかります。 」
玄弥「はぁ…んだよ」
白髪「その前に…」パチパチ
カァカァ カァカァ
🌸(鎹鴉ね!)
?「ひいぃ!」
黒髪「今から皆様に鎹鴉をつけさせていただきます」
?「カスガイ…ガラス?」
🌸『任務とか用事の連絡をしてくれるカラスのことよ』
?「そうなんですね!」
白髪「仰る通り、鎹鴉は主に連絡用のカラスでございます」
?「カラス?これスズメじゃね?」
玄弥「ふざけんじゃねぇ!」バッ
カァァ!
?「ひいぃ!」
🌸(玄ちゃん…?)
玄弥「どうでもいいんだよカラスなんて!」ガシッ
🌸『あっ!!』
?「あっ…」
玄弥「刀だよ 刀 今すぐ刀よこせ 鬼殺隊の刀…色変わりの刀!」
その瞬間〇〇と男の子が玄弥の腕を掴む
玄弥「あ”あ?」
🌸『やめなさい!』
?「この子から手を離せ 離さないなら折る!」
🌸『玄ちゃん!いい加減にしなさい!姉さん怒りますよ!!』
玄弥「うるせぇ!姉貴は引っ込んでろよ!」
玄弥「で、なんだてめぇは」
?「ええっ!どど…どうしよう」
玄弥「やってみろよ」
?「すぅ…」
玄弥「あっ…うっ…ああ”!」
?「ひいぃ!」
玄弥「くっ…ぐう…」
黒髪「お話は済みましたか?」
🌸『は、はい!申し訳ございません!!』
🌸『御髪を乱してしまい大変申し訳ございません!!お怪我はございませんか!!』
白髪「コクン」
🌸『本当に申し訳ございません!!』バッ
〇〇はものすごい速さで玄弥の方を向き怒鳴る
🌸『こらァ!玄弥ァ!!!謝りなさい!!』
玄弥「うっ…」
白髪「お気になさらず」
黒髪「ではこちらから玉鋼を選んでくださいませ。鬼を滅さつし己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです。」
?「多分 すぐタヒにますよ 俺は」
玉鋼の前にて
🌸(うーん…全部一緒に見えるなぁ)
玄弥「全然わかんねぇ…」
?「あっ…」スンスン
玄弥「あ?」
🌸(これにしようかな…)
産屋敷邸
お館様「そうか…6人も生き残ったのかい 優秀だね また私の子どもたちが増えた どんな剣士になるのかな」
藤襲山
?「あの!すみません!」
🌸『?はい どうしました?』
?「あっ…お、俺は竈門炭治郎といいます!さっきの人のお姉さんなんですか…?」
🌸『私は小桜〇〇です!血は繋がってないですよ!訳あって私が転がり込んだって感じです!』
炭治郎「なるほど!だから匂いが違うんですね!」
🌸『匂い…?』
炭治郎「あっ!俺は鼻が利くんです!」
🌸『へぇ!すごいねぇ!』
🌸『あ!これあげます!足辛いでしょう?』
炭治郎「わぁ!ありがとうございます!」
🌸『気をつけて帰ってね!また任務で会いましょう〜』
炭「はい!〇〇さんもお気をつけて!」
炭(綺麗な人だなぁ…優しい春風の匂い…)
🌸『玄ちゃん、こっちにおいで』
玄弥「んだよ」
🌸『折れたでしょう?手当するから座って』
玄弥「…兄ちゃんは 兄貴は元気か?」
🌸『うん、相変わらずだけどね』
玄弥「そうかよ 」
🌸『はい、できた いくら刀が欲しくてもお嬢様の頭鷲掴みはダメよ?』
玄弥「…コクン」
🌸『それじゃあ、またね玄ちゃん』
玄弥「おう。またな姉貴」