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今日は本部会議がある。
久しぶりのリュヴァ・ガーデンの姿に少し違和感を覚える。
今回の会議には加賀美も同席するらしくバレないように気をはらなければならない。
コツコツと会議室まで歩く。
すると途中で見た事のある姿を見つけた。
mob「今日一緒にランク戦どうですか?」
「めっちゃやりたいです2人ともかっこいいし♡」
剣持「いやちょっと、ふわっち何とかしてよ」
不破湊「にゃはは、姫達お誘いは嬉しいけど今日は隊長と来ただけやから」
不破湊「ごめんなぁ」
「えー残念です〜♡会議終わったらランク戦やりません?♡」
さすがホスト綺麗に交わすな、と思ったがどうやら手こずっているらしい。
いつもお世話になっているし助けてやるか
私は2人を呼ぶ。
リュヴァ「剣持、不破ー」
剣持「ッ?!」
不破「?」
剣持「じゃ僕ら呼ばれてるから」
不破「にゃは」
剣持は気づいたらしい。
さすが副隊長。
剣持「えぇっと、リュヴァさんですよね?、ありがとうございました」
リュヴァ「あぁ、どうやら話を交わすのに手こずっているように見えたからな」
不破「助かったわ〜」
リュヴァ「それは良かった」
リュヴァ「じゃ2人とも気をつけるんだよ」
私は2人の頭をポンッとやって会議に向かった。
「あーいうことするんですね」
「お兄ちゃん見たいやったな」
「失礼します」
「遅いぞガーデン」
「すいません」
「全員揃ったな、では会議を始める」
「ここの陣営はこうした方が、」
私はそう言って駒を下げる。
「何故だ」
「こっちを前に出した方がいいだろう」
「それではだめです、効率が悪い」
「何故」
私の説明力がないのか理解してくれない。
「いや、だからッ、」
スッ
私の背後にまわり加賀美は駒を動かす。
その際私の顔のすぐ横に加賀美の顔があった。
(いや、近っ?!、てか顔面良、)
心の中でそう思う。
「ここを後退させこっち側にいる陣営を前衛に出した方が市街地の被害が軽減されますし、守る範囲も狭くて良い、効率が良くなります」
「そういうことですよねリュヴァさん?」
「あ、あぁ」
正直加賀美が近ずきて話が入ってこなかった。
こういうことしちゃうからイケメンは困る。
「なるほど、」
どうやら納得してくれたようだ。
リュヴァ「加賀美、今日はありがとう」
加賀美「いぇ、副本部長の頼りになれて光栄です。」
リュヴァ「加賀美のおかげで丸く収まったとこもあるしさ助かったよ」
そういうと加賀美は笑った。
加賀美「話し方が違うと全然分からないものですね」
私はその言葉の意味を数秒後に理解する。
加賀美「いつものように”加賀美さん”でもいいんですよ?」
(ッ?!)
やはりばれていたか。
「なんのことですか?」
ここは一旦とぼける。
加賀美「そー来ますか笑貴方がその気ならとことん付き合いますよ、」
「上層部で何か企んでるみたいですし?」
加賀美は随分悪い顔をする。
「これで会うのは3回目ぐらいだったが、あんたそんな悪い顔する人だったか?」
「まぁ笑笑」