コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
16話 私と彼の関係
鳥の鳴き声が聞こえた。
日差しも射し込んで、ほんのり暖かい。
(朝か……)
うっすら起きかけながら、もぞもぞ寝返りを打つ。すると、こつん、とおでこに温かくて
ほどよく硬い何かに当たった。
「……?」
おでこを押さえながら、目を開ける。
「わっ……!」
私のほうを向いて寝ている逢坂くんがいて、思わずぐるんと身体を反転させる。
(びっくりした。あんな近くに逢坂くんの顔があるなんて)
しかも昨夜、逢坂くんを好きだと気づいたせいか、今までみたいに顔を見れる気がしない。
朝から騒ぎ出す胸を押さえた時、何も着ていないことに気づいた。ハッと首だけで振り返って、様子を窺う。
……うん。逢坂くんも裸だった。服を着ていると細身だなと思っていたのに、思ったより厚い胸板が上下している。*****
*******
**************
*********
*****************
******************
***********
************************