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数日後ーー
「で、胡蝶。俺たちは恋仲になったわけだが、他の柱たちには言わないという方向性でいいか?」「はい。バレて何か変なことでも言われたり聞かれたりしたら嫌ですし…」「承知した。じゃあ今日の柱合会議で。シュンッ(消えた)」
正直、皆さんに言って少し自慢したい気持ちもありますが…まぁしょうがないですよね…しょうがないしょうがない…
注合会議
「お館様のおなりです。」
「私の可愛い子供たち。元気にしていたかい?今回は急に呼び出してしまってすまないね。今回は緊急でね。」 「柱である以上、急な聚集でも駆けつけるのが当然でございます。」「ありがとう。実弥。さっそく、今日の議題なんだが…阿原(えはり)湖という北北東の方にある湖に鬼が出たみたいでね。子供達を向かわせたが、犠牲者が多く出てしまっているみたいだ。もしかしたら十ニ鬼月がいるかもしれない。そこで念の為、柱2人に行ってもらおうと思っている。」
「(全員)御意。」
「それで、どの子に行ってもらうかなんだが…行ってくれる子はいるかい?」
「そちらでしたらお館様。私共で行かせてもらいたいです。」
ちょ、勝手に…!!
「おや、しのぶと義勇が言ってくれるのかい?それは頼もしいね。ちなみに…なぜしのぶと行くんだい?義勇。」
恋仲のこと、絶対言わないでくださいね…!約束しましたもんね…!!
「それは俺と胡蝶が恋仲だからいいかと思い…あ(何かを察した)」
冨岡さん!?何言ってるんですか!?約束はどこへ行ったんですか!!
「え!?しのぶちゃんと冨岡さん付き合ってるの!?え!嘘!キャー!!」「プッハハハハハww胡蝶って冨岡のこと好きだったのwwもったいねぇ笑(宇髄)」「うむ!2人は恋仲なのだな!承知した!長く続くことを祈っているぞ!」「信用しない信用しない。胡蝶が冨岡のことを好きなわけがない。」「オイ冨岡ァ。本当なのか?テメェあいつの妹に手出したんじゃねぇだろうな?」本当にもう!冨岡さんのアホ!〜ッッ(声にならない叫び)もう最悪!!!
「義勇。それは本当なのかい?めでたいことだ。それなら、2人で阿原湖に行ってもらおうか。」「ぎょ、御意…」
「それではこれにて柱合会議を締めさせてもらうよ。みな、無理をせず、頑張ってほしい。」
注合会議終了後
「冨岡さん!何言ってるんですか!!ほんとに!約束はどうしたんですか!?」「すまない…つい口が滑って…」「ねぇしのぶちゃん!ほんとに付き合ってるんだよね!どこで?どうやって告白されたの??ドキドキしちゃう!」
「冨岡!お前胡蝶とどこまでしたんだ?w」「テメェ…胡蝶に手出したのか…」「実弥。落ち着け。私も手伝う。(武器を構える)」「ちょ、皆さん落ち着いてください!!手出されてませんし、その…まだ付き合って間もないですから!」
諸々説明ーー
「それは分かったが…テメェ胡蝶に手出すんじゃねぇぞ?」「私も柱ですから!簡単には捕まりません!心配しないでください!」「うむ!胡蝶!気をつけるんだぞ!」「しのぶちゃん…相談いっぱい乗るからね!」「も〜…ありがとうございます!!(ヤケクソ)」
蝶屋敷
「もうほんとに…」「胡蝶様。お帰りなさい。夕飯はもうできていますので、早めに食べてくださいね。」「ありがとう葵。」「あと…胡蝶様…今日、水柱様とはどうでしたか…?」「え、あー…えーと…だ、大丈夫ですよ!今の所は…じゃあご飯食べてきますね!」
「…はーい!」
…絶対何かあったんだろうな