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タイムリープしました。


第1章 悲劇の運命 第6節


あることがきっかけで昔にタイムリープしてしまう。昔に戻った私は最悪な未来を変えるために行動を変えながらも1度目以上に楽しんでいく。これは最悪な未来がおこる「運命」を変える再挑戦のストーリー


「私の大切な人が死ぬのってまだ続く?」

「うん。続くよ。」

私はその答えに絶望した。

「そんな…」

「ていうか、まだ一人も『死んで』いないじゃん。『植物状態になった』だけで。」

まともな返答に納得しつつも、これで終わらないのかと思っている。終わってほしい。なんで私が。

「1時間目移動教室だから準備しないと。美羽ちゃんごめんね。」

「ううん。気にしないで。じゃあ。」

私は鈴ちゃんと別れて、授業の準備をした。1時間目が始まる時間になると、担任の先生が入ってきた。

「高倉さん!お母さんが倒れたって連絡が!」

私は驚いた。声が出ない。ショックでおかしくなりそう。

「えっ…………………。」

絞り出した声がこれじゃあ何も伝わらない。「お父さんが迎えに来たらしいから、今日は早退だ。急げ!」

先生に言われるがまま、バッグに荷物を詰め込む。

そしてすぐに背負い教室を出た。




次の日。お母さんのお通夜が行われていた。お母さんは亡くなった。急に倒れ、救急搬送したが、帰らぬ人になったのだ。

「お母さん…………何で…………………」

「美羽。俺は一度家に帰ってくる。」

「分かった。お母さんと待っとくね。」

「ああ。たのむ。」

お父さんが車に乗り、家に帰ると言った15分後。悲劇は起きた。私の携帯に電話がかかる。

「はい。もしもし。」

『救急です。この携帯の持ち主の方が、交通事故で救急搬送されています。親族表示の方にかけさせていただきました。これから≦≦病院に搬送します。すぐに来てください。』「今、母のお通夜が終わったばかりで他の人がいないんです。他の人が来たら向かいます。少し時間がかかるかもしれません。」

『分かりました。救うための最善を尽くさせていただきます。失礼します。』

「はい。よろしくお願いします。」

電話が切れた。冷静に喋ったが、心では絶望していた。言葉も出ない。手が動かない。ショックで電話をかけたくてもかけれない!そこにおばあちゃんがやってきた。他のおじいちゃんおばあちゃんはすでに亡くなっている。お母さんのお母さんである。私にとってのおばあちゃんだ。

「どうしたの?」

おばあちゃんに質問される。

「お父さんが交通事故だって…………病院に搬送されたから来てくれって……………」

「美羽ちゃん!行っておいで。こっちは私に任せて。」

「ありがとう!おばあちゃん!」

おばあちゃんがいると安心できる。急いでタクシーに乗って、≦≦病院に向かう。

「どこに行きましょうか。」

「≦≦病院までお願いします。」

「分かりました。」

タクシーが出発した。

「お父さん。生きててね………」


つづく

タイムリープしました。 .1週間毎日投稿×3新ストーリー.

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コメント

3

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家族を同時に2人失うとは…… 残酷な世界だぁぁぁぁ(泣)(泣)(泣) いや、これは小説の世界か((( にしても美羽ちゃんこれは泣く まあお父さんまだ死んでないけど…(( 次どうなるんやろな……(泣) 美羽ちゃぁぁぁぁあん(泣)(泣)(泣)

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