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5 - 第3話 同棲

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2024年11月25日

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太陽が森の向こうに沈み始め、空が橙色に染まる頃、4人は小さな草むらの開けた場所に辿り着いた。恐竜から逃げ切り、ようやく一息つける場所を見つけたのだ。だが、ここでのサバイバルには、何よりまず「拠点」が必要だった。

「ここを…拠点にしよう。」いさなが、地面に手をついて周囲を見回す。「道具もあるし、みんなで協力すればなんとかなる。」

「協力って、何をすればいいの?」萌香が不安げに聞く。

「小屋を作るんだよ!」みりんが明るい声で答えた。「恐竜から逃げてる途中、使えそうな木がたくさんあったでしょ?あれを使ってさ!」

「でも、どうやって作るの?」ゆうなが疑問を口にした。木と草で、建物なんて作れるの?」

「心配すんなって。俺に任せろ。」いさなは手に持った多機能ナイフをちらつかせ、自信満々に微笑む。

最初に、4人で木を運び出した。地面に落ちている枯れ木や太い枝を集め、いさなが手際よくナイフで削りながら柱や梁になる部分を作り出す。みりんと萌香は草や藁を集め、屋根を覆うための素材を準備していた。

「こうして…この枝をこの角度で刺すんだ。」いさなが組み立てながら言う。「ロープでしっかり固定すれば崩れないはず。」

「なるほど!」ゆうなが感心して手を叩いた。「いさなって意外と器用だね。」

「意外とってなんだよ。」いさなが笑いながら返す。「男は度胸と器用さが命なんだぜ。」

夕方には、小屋の骨組みが完成。壁には木の板を立てかけ、隙間を藁で埋めることで風を防げるよう工夫を施した。天井は藁を厚く敷き詰め、雨漏りを防ぐようにした。質素だが、安心感を与える空間だ。

草で作った簡易ベッドを並べ、小屋の中に持ち込んだ道具を整理する。

中央には、みりんがセットBから取り出した 釣りキット栄養補助食調理用鍋水を安全にする薬密閉可能な袋 が並べられていた。隣には、いさなとゆうながセットAから持ってきた 多機能ナイフ火打石断熱水筒緊急用ブランケット丈夫で軽量なロープ が置かれている。

さらに、萌香がセットDから取り出した 傷口を保護する絆創膏感染防止の薬傷口を固定する包帯傷口の消毒用液異物を取り出すピンセット もそろっており、ミニ救護室のようだ。

「これだけ揃ってれば、生き延びられるんじゃない?」みりんが微笑みながら言った。

「そうだね、食べ物も水もあるし、火さえ起こせれば完璧。」ゆうなが火打石を眺めながら頷く。

4人は腰を下ろし、初めての拠点での夜を迎える準備を整えた。天井の藁越しに星空がちらりと見え、誰もが少しだけ安堵した顔を見せる。

「だけど…なんで恐竜なんかいるんだろうね。」萌香が呟いた。

「わからない。」いさなが火打石で火を起こしながら答えた。「でも、この島、普通じゃないってのは確かだ。」

「とりあえず今日は、恐竜に見つからないように祈ろう。」みりんが苦笑しながら言った。

「明日には島の謎を解く手がかりを探してみよう。」ゆうなが小さな声で言い、4人はそれぞれの思いを抱きながら、眠りについた。

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コメント

1

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なんか、ジュ●シックパークに見えてきた…( '-' )

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