テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

※テテくん視点です。


「……ナムジュニヒョン〜」

「んー?」

「一緒にゲームしませんか?」

「ゲームか…久しぶりにやろうかな?どれやるんだ」

「マリ◯パーティー」

「よし、やるか」


仕事が終わり、そろそろ寝るかとリビングにいたメンバーも散り散りになった頃。いつも一緒に遊ぶジョングガもジミナも珍しく部屋に戻ってしまった為、ナムジュニヒョンにダメ元で聞いてみれば、目線を本からこちらに向けてくれた。やったぜ!設定をしてコントローラーを渡せば、ソファからわざわざ床に座ってくれた為、並んでゲームをする。


「あー!そのアイテム、僕が欲しかったのに!」

「早いもの勝ちだ」

「なら、僕はこっちから…!」

「な…っ!くそっ、ズルじゃないのか!」

「早いもの勝ちですもん!」


…そうだ、早いもの勝ちと言えば。


「ねぇ、ナムジュニヒョン」

「ん?」

「…早いもの勝ちで…ホソギヒョン、貰っても良いです?」

「…ホバ?」

「はい」


…ちょっと言い方が嫌だったな。貰っても良いかなんて…ホソギヒョンを物みたいに。一度ゲームをポーズ画面にしてから、ナムジュニヒョンの方を向くと、訳が分からないと言いたげな顔でこっちを見ていた為、やれやれと頭を振る。


「俺の物じゃないし…それ以前に、ホバは物じゃないからな…」

「そうですけど!何となく言いたい事は分かるでしょ?」

「まぁ……そうか、お前…ホバの事が好きなのか…道のりは遠いと思うが、頑張れ」

「…ヒョンは、何とも思わないんですか」

「俺か?肩身が狭くなるとは思うが…イチャつくならリビングじゃなくて部屋にしろよ」


…ホソギヒョン、この人駄目だ。何故、僕がこんな事をナムジュニヒョンに聞いたのかというと…


『何となーく!それとなく、僕の事どう思ってるか聞いてよ!お願いだよ、テヒョンアにしか頼めないよ〜!』


…と、ホソギヒョンにお願いされたからだ。…先にテレパシーで伝えておきます。ヒョン、空振りどころかまるで駄目でした。


「…ゲームの続きしましょう」

「?、そうだな」


ホソギヒョンってば、何でナムジュニヒョンを好きになっちゃったんだろう…こんなに脈がない人いる?


「ヒョンって、恋愛の事知ってそうな歌詞を書くくせに鈍感ですよね〜」

「……それ、ホバにも同じような事を言われた…何の事だよ」

「何でも!自分で気付かないと意味がないですもん!」

好きなんですけど!

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

163

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚