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「でね?ナムジュナがこれ使えって、タオル貸してくれたの!もうー!格好良すぎだから!」

「ナムジュニヒョンは格好良いですよぉ。僕が一目惚れした人ですもん」

「おい、その言い方やめろ!グガは尊敬!僕は恋愛!一目惚れとか言うな!」

「一目惚れに変わりはないですもん!」


とある日の休憩時間。ナムジュナはスタッフさんと話があるとかでいない為、グガと恋愛トークに花を咲かせているところだ。


「ナムジュナの背中って、何であんなに大きくて頼もしくて広くて格好良いんだろうな…一度で良いから埋もれたい」

「それはちょっと分からないです」

「でも、胸も捨てがたい…もう!どっちも格好良くて好き!てか全部好き!」

「そうですねぇ」

「おい、疲れるな!」


唯一分かってくれるのに…グガが疲れたら僕のこのナムジュナへの愛は何処に発散すれば良いんだよ。…本人にしろって?届かないのにしたって、発散にならないじゃん。


「ねえねえ、新しい発見があったんだけどさ。…ナムジュナって、珈琲飲む時、絶対に匂い嗅ぐんだよ」

「…?、僕も嗅ぎますよ」

「一回嗅いで、珈琲を見て、また嗅いでから飲むの!これ絶対僕だけしか気付かなかったよ」

「確かに、そんな細かいところはヒョンしか気付きませんね」

「可愛いよね〜…あーもう好きっ!」

「……あ。可愛いと言えば」

「?」


思い出して悶えてる僕を見ながらしばらく固まっていたグガだが、ふと何かを思い出したようで人差し指をぴん、と立てた。


「この間、ナムジュニヒョンと買い物行ったんですけど」

「え、何それ羨ましい」

「とある服屋で、ナムジュニヒョンが一着の服を見ながらクスクス笑い出したんです」

「?、服を見て?グガじゃなくて?」

「はい。で、この服、何か面白いんですか?って聞いたら」

「うん」

「ホビヒョンの事を思い出したって。裏表の見分けがつかなくて、反対に着てたのを思い出したって笑ってたんですよ」

「……え?う、嘘……そんな恥ずかしい事を?何でそこなんだよ…もっと良いところ思い出してよ……」

「んー…でも、そういうとこが可愛いって話してましたよ?」

「……………へ?」

「可愛いって。ホビヒョン、ドジだから」

「………ド、ドジは、余計……っ」


何それ…何そのエピソード!?ナムジュナがそんな事言ったの?その場にいなくて良かった!いたら恥ずかしさで消えてたと思う。だって、今聞いただけで全身が熱いし穴があったら入りたいもん。


ガチャッ……


「……ホバ、何してるんだ?」

「ホビヒョンは埋もれ中です」

「埋もれてるのは分かるんだが……」

「…っ、今は放っといて!鈍ちんめ!」

「………ふ…ふふ……くくく……!」

「笑うなよ!」

「くくっ……いや、悪い…ふふ……可愛いよな、お前って」

「……〜〜っナムジュナのせいだ!ジュナのせいで仕事出来ない!馬鹿野郎!!」

「…は?俺が何したんだよ……」


もう…この野郎!好きなんですけど!!こんなに好きにさせて、どうするつもりなんだよ!

好きなんですけど!

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152

コメント

4

ユーザー

どちらも可愛いㅎㅎ 恥ずかしがってさらには隠れるホソクさんも可愛いし、いきなり笑い出すナムさんも可愛い( *´﹀`* ) 最高です(≧∇≦)/ これはもうこれからの進展が楽しみですな(☝︎⑉• •⑉)☝︎ 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください🔥

ユーザー

続きみたいです!!!!!!!!!!!!!

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