第三話「大切なアクセサリー」
アクセサリー!…と言うか宝石の方が正しいかも…
夢に出てきた人は皆、自分の色の宝石をつけていた。
勿論俺もだったけど…
でも俺、宝石なんか持ってないし…
夢…そうだ!
夢に出てきた人達が居た場所に行こう。
何か分かるはず…
一番良いのは行った場所に宝石があって、
夢に出てきた人達と会う事。
最悪なパターンは、
宝石が盗まれてしまっているかもしれない事。
まぁ、こんな世の中だから有り得るかも…
仕方ない、rdの為だし…って、
“rd”…?
俺は何を言ってるんだ…?
rdなんて人俺、知らないはずだけどなあ”ぁ”!?
その瞬間頭が割れるくらいの激痛が襲った。
ru「い”あ”ぁ”がぁ”ッ…!?」
凄い激痛だったが、ものの数秒で治まった。
ハァッ…ハァッ…今のは、な、何だったんだ…
でも、頑張らないと…
ru「h…hm君…」
hm「…ruさん…大丈夫…?」
ru「だッ…大丈夫…!」
ru「そんな事より…!目的地まで連れて行ってくれる…?」
hm「うん、別に良いよ…」
ru「ありがとう…!」
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