[前回の続き あと色々あって再投稿]
僕「あー、僕は──」
???「姉上っ!! 何してるんですか!?」
瀬石織姫「え……月読殿?」
月読「あ……都市王殿、うちの姉が失礼しました。煮るなり焼くなりしてください。」
瀬石織姫〔月読殿の姉ということは……〕
瀬石織姫「……天照大御神、様?」
天照(=僕)「大正解!! あ、気軽に照君呼びでいいですよ〜」
瀬石織姫「何故君付け……?」
天照「ふふっ」
瀬石織姫「というか、前のナレーターは何処に……?」
天照「ああ、飛鳥なら、そこら辺に縄で縛り付けときましたよ。」
瀬石織姫「……怖」
姫君が混乱されているようですが、まあ気にしなくていいでしょう。
とにかく最重要ミッションは、姫君を連れて帰り──
???「晴明先生〜!!」
校舎から誰かの叫び声が聞こえてきました。折角の再会が、台無しですね。
瀬石織姫「歌川さん……?」
歌川国子「セーラー服をバカにした犯人は、学園長室にいるそうよ!!」
髪にリボンをつけた小娘が、意味不明なことを叫びます。
瀬石織姫「学園長室?」
月読「セーラー服をバカにした犯人?」
天照「……あの小娘、折角の再会を台無しにしやがって(ボソ」
と、そこに──
月読「わっ!?」
瀬石織姫「うわ……怖……」
体幹が一切上下しない競歩でやって来た、化け物──もとい、安倍先生。
瀬石織姫「……晴明先生止めんとあかんし、一旦追いかけてみよ」
瀬石織姫〔何かよう分からんけど、天照といるとしんどい……吐き気がする……早く別れたい〕
月読「え!? 都市王殿、あんな化け物追うなんて、危ないですよ!?」
瀬石織姫「大丈夫、セーラー服着てたらなんとかなると思います……知らんけど」
天照「ちょっと姫君、話はまだ終わってませ──」
僕が言い終わる前に、姫君は校舎へと駆け出していってしまいました。
月読「……怒涛な展開でしたね」
天照「はぁ……失敗してしまいました」
……今回は逃がしてしまいましたが、
次は必ず、連れ戻しますよ。
我らが姫君。
月読「……とりあえず、飛鳥(※ナレーター)を解放してあげてください」
天照「……そうですね」
【学園長室前】
こんばんは、ナレーター交代しました! 天照様に縛られるなんて、死ぬかと思った……──
化け物「セーラー!!」
学園長「……」
突如、学園長室を破壊した晴明。私の話はまだ終わっていないというのに……。
学園長「えっ、晴──……え!? 何してるんです?」
混乱する学園長。そりゃそうだ。
前田康富「お!! ここが学園長室か」
入ってくる前田・歌川・五月。……え?
そして晴明を追いかけてきていた織姫は、巻き添えを食らわないように物陰に隠れながらも──
瀬石織姫「……これ、晴明先生処刑されませんよね……」
学園長室を破壊した晴明の行く末を心配していた。
まあなんにせよ、晴明は佐野の手によって元に戻り、文化祭の出店も決まり、一件落着となりました──
学園長「って、済む訳ねーだろクソガキ共!!」
うん、でしょうね。
瀬石織姫〔これが、ぬらりひょん──蘆屋道満の本性……〕
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いやー、月読さんが言っていた通り、怒涛な展開でしたね。
天照の登場、ナレーターの本名の公開(後でまあまあ大切な要素になります)等色々ありましたが!
ついてきてくれ〜(人∀・)タノム
電車編はやらないので、次は文化祭前日!
文化祭当日(次次回)には、〇〇王・〇〇〇・〇〇王・〇〇〇〇王が登場します!お楽しみに!
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【キャラ紹介】
天照大御神
月読の“姉上”。かわいいものが大好きな、超絶偉い神様。一人称は「僕」。
都市王(織姫)を「姫君」などと呼び、都市王への執着心が見え隠れしているが……?
多分サイコパス。
ちなみに月読さんと天照さんの画像を見比べると、結構似てる
月読→天照→月読→天照……って画像を交代交代に見てると、やっぱ兄弟なんだなーって。
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