⚠️ワンクッション⚠️
これは文豪ストレイドッグスの夢小説になります。中の人はアニメは全て見てますが漫画は全て読んでないので知識があまりありませんが暖かい目でご覧いただけると幸いです。
キャラ崩壊注意
オリジナルキャラが数人出てきます
少しオリジナルの異能力が出てきます
悪口を書くのはやめてください
それでも良い方はこの先にお進み下さい↓
僕の名前は中島敦。武装探偵社に勤めています。そんな僕にも大切な家族がいます。そんな中、いつも通り朝7時に起き今日の料理担当は僕だったので朝ごはんの準備をするためにキッチンに向かいました。朝ごはんを作っていると、僕と僕の妻の”シロちゃん”の部屋から寝起きのシロちゃんが出てきました。
敦「シロちゃん、おはよう!」
シロ「敦さん…おはよう…」
でも、様子が変でした。いつもなら真っ直ぐ僕の所に来て手伝ってくれるのに、部屋から出てからふらふらと歩いておぼつかない状態。その途端、
バタンっ
敦「シロちゃん!?」
シロちゃんが突然床に倒れてしまった。僕は料理の途中だったのでコンロの火を止め包丁を安全な所に置き、シロちゃんに駆け寄った。
敦「シロちゃん!シロちゃん!」
シロちゃんを抱きかかえソファに寝かせ様子を見ると顔が赤くなっていました。もしかしてと思いおでこを触ってみるとすごく熱くなっていた。
敦「熱がある…」
それに、すごく苦しそうにしており過呼吸になっていたから熱が相当高いのが分かった。
敦「とりあえず、ベッドに運んで熱を下げないと」
僕は、シロちゃんを横抱きにし毎日一緒に寝ているベッドの真ん中に寝かせ布団をかけてあげ、急いでキッチンに向かいタオルを冷やし、シロちゃんのおでこに乗せました。
敦「風邪薬ってあったかな?」
リビングにある棚に風邪薬があるか探しに行くと丁度子供たちが起きてきました。
りくと「お父さん、おはよう。お母さんは?」
敦「おはよう、お母さん起きたんだけど熱があって今はベッドにいるよ」
あい「お母さん熱あるの!?」
いあ「お母さん風邪!?」
敦「多分風邪を引いたんだと思う…熱がかなり高かったよ」
りくと「じゃあ僕、朝ごはんの続き作ってくる」
あい「あいは、お母さんの看病してくる!」
いあ「いあは、お水持ってくる!」
敦「ありがとう!僕は風邪薬あるか探してくるね!」
数分後
シロ「ハァ…ハァ…」
あい「お母さん…」
いあ「タオルすぐ冷めちゃうね」
敦「あいといあ、看病してくれてありがとう!」
いあ「お父さん!」
あい「風邪薬あった?」
敦「探したけど無かったよ…買ってこないといけないけど僕、仕事に行かなきゃ行けないから…どうしよう…」
りくと「お父さん、朝ごはん出来たよ」
敦「りくと、ありがとう!」
りくと「あと、お母さんにお粥作ったんだけどお母さん食べれる?」
敦「どうだろう…とりあえずそばに置いとこう」
いあ「…はっ!あい!あい!」
あい「なにいあ?」
いあ「あのね、ゴニョゴニョ…(ひそひそ話)」
あい「あっ!いあ、それいいね!」
いあ「でしょ!じゃあお父さんに言おう!」
あい「うん!お父さん〜!」
敦「あいといあ、どうかしたの?」
あい「あのね、風邪薬なんだけどさ」
敦「風邪薬は買ってこないといけないよ?」
あい「それ、あいといあが買ってくる!」
いあ「買ってくる!」
りくと「えっ?あいといあが?」
あい&いあ「うん!!」
敦「それじゃあ、僕は仕事に行くから気を付けて行くんだよ!」
あい&いあ「はーい!!」
そう言って僕は、子供たちにシロちゃんの看病を任せ仕事に出かけました。
りくと「あいといあ、本当に2人だけで大丈夫?」
あい「大丈夫だよお兄ちゃん!あいといあに任せて!」
いあ「いあとあいが風邪薬買ってくるから、お兄ちゃんはお母さんの看病してて大丈夫!」
りくと「そこまで言うなら…じゃあ薬局までの地図を描いてあげるからちょっと待ってて」
あい「分かった!ありがとうお兄ちゃん!」
いあ「お兄ちゃんありがとう!」
りくと「ちなみにお金はいくら持ってるの?」
いあ「えっと、2000円持ってる!」
りくと「それくらいなら足りるね。じゃあこれ、薬局までの地図」
あい「ありがとうお兄ちゃん!じゃあ行ってくるね!」
いあ「行ってきます!」
りくと「行ってらっしゃい、気をつけて行ってね」
あい&いあ「はーい!!」
俺の名前は中原中也。ポートマフィアの幹部だ。今日は街に出てぶらぶらとそこらを歩いていた。その時、俺はとある2人の小さな少女たちに目が止まった。その少女たちは、手に持っている紙を見ながら指をさしたり話し合ったりをしていた。もしかして彼奴ら…
中也「おい、そこのチビ共」
あい「あ、あいたちのことを言ってるの?」
いあ「い、今急いでるから話しかけないで!」
中也「やっぱり、手前ら敦とシロの子供だな?」
あい「えっ!?お父さんとお母さんのこと知ってるの!?」
いあ「お父さんとお母さんの知り合い?」
中也「おう、この前は手前らの母さんと話したからな」
あい「あっ!お母さん風邪ひどくなってないかな?早く買わないと!」
いあ「そうだった!お母さんに早く風邪薬買わないと!」
中也「は?シロ風邪引いてるのか?」
いあ「うん!だからいあとあいが風邪薬買うためにお使いに来たの!」
中也「おい、敦はどうしたんだ?」
あい「お父さんは、お仕事で外せない用事があるからお仕事に行った!お兄ちゃんは、お母さんの看病してくれてる!」
中也「そうなのか、じゃあ俺が薬局まで案内してやる」
あい「本当?やったありがとうお兄ちゃん!」
いあ「お兄ちゃんありがとう!」
中也「俺の名前は中也だ」
あい「ちうや?」
中也「ちゅうや!」
いあ「ちうやお兄ちゃん!」
中也「…ったく、ほら早く行かねぇとシロが苦しんでるぞ!」
あい「待ってちうやお兄ちゃん!」
いあ「ちうやお兄ちゃん!」
その後、俺はあいといあと一緒に薬局まで行き風邪薬を買った。あいといあは、満足そうだった。
中也「風邪薬買えてよかったな」
あい「うん!ありがとうちうやお兄ちゃん!」
いあ「ちうやお兄ちゃんも家まで来て!」
中也「なんで俺が手前らの家まで行かなきゃなんねぇんだよ…」
いあ「ちうやお兄ちゃん来てくれたら、お母さん喜ぶと思うから!」
あい「偶にお父さんとお母さんがちうやお兄ちゃんの話してるから!」
中也「(あのバカ夫婦…何で俺の話してるんだよ…)」
あい「彼処だよ!あいたちの家!」
中也「おぉ〜割と良いマンションだな」
いあ「早くお母さんの所行こ!」
あい「そうだね!ちうやお兄ちゃん早く!」
中也「わかってるよ」
そして俺は、あいといあに続いて家に入った
あい「お兄ちゃんただいま〜!!」
いあ「ただいま〜!」
中也「邪魔するぜ」
りくと「おかえり…ってあ、貴方は…?」
あい「お兄ちゃん!この人はちうやお兄ちゃん!お父さんとお母さんのお友達だって!」
中也「ちゅうやだ。それに、俺は敦とシロの知り合いなだけだ」
りくと「そ、そう…なんですか…」
中也「(此奴、俺に怯えてないか…?)」
クイックイッ
ふと下を見ると、いあが俺のズボンの裾を引っ張ってしゃがんでと、促してたから俺はいあの身長に合うようにしゃがんだ。
いあ「実はお兄ちゃんはね、人見知りで家族以外の人といると喋れなくなるの(小声)」
中也「そうだったのか(小声)」
「とりあえず、シロの所に行くぞ」
あい「うん!お兄ちゃん、ちうやお兄ちゃんは良い人だから大丈夫だよ!」
りくと「う、うん…こ、こっち…」
妹に説得される兄ってどうなんだと思ったが、言わなかった。
俺は子供たちに続いてシロの部屋に入った。そこには、熱が高いせいか過呼吸になり苦しんでいるシロがベッドに寝込んでいた。俺は、あいといあに薬を飲ませる水を持ってこいと言い、りくとにはお粥を温めてこいと言った。
中也「シロ」
シロ「ハァ…ハァ…中也…さん…?どうして…」
中也「街に風邪薬を買いに来たあいといあにたまたま会ってな、手前が風邪だと聞いてついてきたんだ」
シロ「そう…なんですか…すみません…迷惑…かけて…」
中也「無理して話さなくていい、今あいといあに風邪薬と水を持ってくるよう頼んだ。りくとにも粥を温めるよう言っておいた」
シロ「ありがとう…ございます…」
中也「少しの間身体起こせるか?熱を測れ」
シロ「は、はい…」
シロは、風邪にやられた重い身体をゆっくり起こしている。そしてシロは体温計を脇に挟み、結果を待っていた。俺はシロの身体を支え、倒れないようにした。ピピピッと体温計が鳴り、シロが脇から取り出し俺に渡してきた。
中也「38.6度か…まだ高いな、寝てる方がいいと思うからゆっくり寝てろ」
俺は支えていた手をゆっくりシロの身体を後ろに倒し、再びベッドに寝かせた。
シロ「中也さん…色々…すみません…」
中也「もう謝るな、手前は悪くねぇからゆっくり寝てろ」
俺は、シロが寝れるように優しく頭を撫でた
シロ「は…い…」
その後、シロは寝息を立てた。寝ちまったか
ガチャ
あい「ちうやお兄ちゃん!お父さん帰ってきた!」
中也「おう、そうか」
そしてすぐ、部屋に敦が帰ってきた。
敦「中也さん!ご迷惑をかけてすみません!あいといあに、今までのこと聞きました…」
中也「俺は迷惑だと思ってねぇよ」
敦「シロちゃんの看病してくれてたんですか?ありがとうございます!」
中也「今、丁度寝ちまった所だ。起きたら薬飲ませてやれよ」
敦「はい!色々ありがとうございました!今度お茶でも奢ります!」
中也「サンキューな。じゃあ、シロの風邪が治ったら連絡しろ。俺は帰る」
敦「分かりました!本当にありがとうございます!」
中也「おう、お大事にな」
そして俺は、シロが起きないように静かに部屋を出て、玄関で靴を履いていると
あい&いあ「ちうやお兄ちゃん!」
中也「あいといあか、どうかしたか?」
あい「ちうやお兄ちゃん!今日はありがとう!」
いあ「また家に来てね!ちうやお兄ちゃん!」
2人はニコニコと俺に言ってきた。その後ろには、2人の兄のりくとがいた。
りくと「え、えっと…ま、また…来て…ください…ちゅ、中也…お兄さん…」
俺は少し目を少し見開いた。嗚呼、子供っていうのは純粋だなって思った。
中也「おう、また来るな!」
俺は子供たちに笑顔で返し、そのまま家を出た。
家族のいる場所はあんなに暖かいんだな…
続く
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