テラーノベル
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⚠️交際前提/同棲/♡喘ぎアリ
「……おい、冷蔵庫に置いてあったはずの、俺のチーズケーキはどこだ」
俺の声は自分でも驚くほど低く響いた。
リビングのソファで足を組みながら寛いでいたかなめは、スマホから視線を上げると、めんどくさそうに視線を投げた。
「あぁ、あれ? 冷蔵庫で寂しそうにしてたから、俺の胃袋に招待してあげたよ。濃厚で美味しかった」
「ふざけんな、あれ、俺が三ヶ月前から予約しておいて今日ようやく届いた限定品だぞ」
一歩詰め寄る。
しかし、その迫力をものともせずにかなめは悠然と立ち上がった。
俺より少し高い視線が、上から見下ろしてくる。
威圧感がある訳でもない、すらりとした標準体型だが、俺を見下ろすその瞳には絶対的な自信が宿っていた。
「たかがケーキ一つでガタガタうるさいんだよ、身長だけじゃなくて器まで小さいの?アルケー」
かなめはそう言い放ったが、一瞬だけ、その瞳が泳いだ。
……こいつ、三ヶ月待ちの限定品だって今知ったな?
なんだかんだいって長い付き合いだ、表情から焦りが読み取れる。
なのに、その高いプライドが邪魔をしたのか、かなめは謝るどころかさらに艶やかに口角を上げた。
「……そんなに惜しかった? だったら、俺の口の中に残ってる味、分けてあげようか」
かなめは一歩踏み出し、俺の胸板に指先を滑らせる。
そのまま口を大きく開け、舌を扇情的な動作で突き出した。
「……泣きながらねだれば、一口分くらい、吐き出して食べさせてあげてもいいけど」
「……っ、その減らず口を叩けなくしてやる」
俺の我慢は限界だった。
かなめの胸ぐらを掴み、力任せにソファへ押し倒す。
体が崩れ、背中を打った衝撃にかなめが眉を寄せた。
「は、力づく?脳筋すぎて笑える、でかい口叩くぐらいなら、もっとスマートにやってみろよ」
仰向けになったかなめは、まだ強気な笑みを浮かべている。
だが、俺の手首を掴む指先が微かに震えていた。
悪いと思ってるなら素直に謝ればいいものを。
こいつは絶対に俺に屈する姿を見せたくないらしい。
「黙れ、お前のその傲慢なプライド、俺が中からめちゃくちゃにしてやる」
俺はかなめの両手首を頭の上で封じ、逃げられないように体重をかけた。
見下ろすと、かなめの喉が緊張で小さく跳ねているのが見える。
「……泣いて謝るまで、絶対に許さねぇからな」
「……やってみろよ、俺を屈服させられるなら……っ」
耳を赤くして睨み返してくるかなめに、俺の独占欲がドロリと沸き立った。
ケーキの恨みと、目の前の生意気な男をめちゃくちゃにしたい欲求、……どっちも、たっぷりこの生意気な男に理解させる必要があるようだ
俺はかなめの両手首をソファに縫い付けたまま、強引に口を塞ぐ。
チーズケーキの甘みが残っているかのような感覚に、理性がさらに削れた。
「ん、……っ、んぁ……っ、は……っ」
かなめの顔が歪み、酸素を求めて喉が鳴った。
かなめは必死に抗うが、背後はソファに挟まれている、逃げ場はない。
唇を離した瞬間、糸を引く唾液がかなめの顎を伝い、白い首筋へと流れた。
自分より高い視線から不敵に見下ろしていた強気な瞳が、今は驚愕と屈辱で僅かに潤んでいる。
「……んっ、……しつこいんだよ、アルケー……」
俺はかなめのネクタイを引き抜き、その両手首を無慈悲に拘束する。
自由を奪われたかなめが必死に身悶える中、シャツのボタンを一つずつ、わざと時間をかけて引きちぎるように外していく。
「……おいっ、何、やめろっ………」
「お前にそんな命令される筋合いねぇよ……たっぷり時間をかけて、その身体に叩き込んでやるって言っただろ」
俺の指先が、かなめの胸元を羽毛のように軽く撫でる。
敏感な場所を掠めるだけの、もどかしい愛撫、
かなめは腰を浮かせて「もっと」と求めそうになるのを、必死に理性で押さえ込んででいるのだろうか、もっとも全然隠せてないが。
「……んッ♡、……あ……っ、……ふ、……ふざけんな、……っ」
「ほら、感じてるだろ……謝るなら今のうちだぞ? 『勝手に食べてごめんなさい、許してくださいアルケー様』って言ってみろよ」
俺はわざと核心を避け、太腿の内側や脇腹を執拗に攻める。
きっとこいつの身体は熱を帯び、頭が真っ白になりかけているが、それでもプライドの高いかなめにとって、自分から「してほしい」と縋るのは死ぬほど屈辱的なはずだ。
「……だれッが、……あ、……っ、……謝るか、よ……っ……っ、……んっ……」
「へぇ、まだ余裕あんのかよ……じゃあ、ここは?」
わざと手をかなめの中心へ伸ばす。
だが、決して握りしめることはせず、布越しに先端を軽く圧迫するだけ。
一番欲しい刺激が与えられない焦燥感に、瞳からはついに涙がこぼれ落ちた。
「……んっ! ……だめ、……そこ、……あ、アルケー……っ、……ちゃん、と……っ」
「『ちゃんと』何だよ? 言わなきゃわかんねぇよ、このチーズケーキ食った欲張りな身体、音を上げるのはいつだろうな?」
さらにじりじりと、かなめを絶頂の縁で放置し続ける。
ついにこいつの震える脚が、俺の腰をねだるように絡め取った。
「……はぁ……お前ッ、……っ、……ふざけんなよ……ッ」
かなめの声が震えている。
手首をソファに押し付けられたまま、ギリギリを行ったり来たりする達せない焦燥感に、その長い脚が俺の腰をがくがくと力なく蹴った。
普段なら俺を冷ややかに見つめるその瞳が、今は涙に濡れて、縋るように俺を追っている。
「ふざけてるのはどっちだ……ほらここ、ずっと熱くなってんぞ」
俺はわざと、かなめの鈴口を親指でぐりぐりと刺激する。
だが、肝心な竿部分への刺激は一切与えない。
かなめの下腹部が耐えきれないのか腰が跳ねる。
「……あ、んッ……っ! ……いいから、…はやく、……しろよッ!」
「『しろ』じゃねぇだろ……お前、自分が何したか忘れたのか?」
俺は空いた方の手で、かなめの太腿の内側を、爪を立ててゆっくりと這い上がらせた。
な肌をなぞるたび、かなめが「ひっ」とコイツらしくない短い悲鳴を上げる。
「……三ヶ月待った俺の楽しみ、台無しにしたんだ……それ相応の代償は払ってもらうぞ」
俺は身を乗り出し、かなめの耳朶を強く噛んだ。
身体を震わせるかなめの耳元で、さらに追い打ちをかけるように囁く。
「……謝ったら、少しは楽にしてやる。……ほら、謝ってみろよ……かなめ、お前の身体、こんなに震えてるぞ?」
「……っ、……だれが、……そん、な……っ……あ、……あああッ!!」
俺が不意に、布越しに先端をギュッと強く押し潰すと、かなめの背中が弓なりにソファから浮いた。
絶頂の寸前までいきながら、出口を塞がれたような拷問。
かなめの顔は真っ赤に染まり、情けない喘ぎが漏れる。
目を左右に逸らして逡巡しているのだろうか、1呼吸置いたあと、意を決したのか小さく息を吸い込んだ。
「……っ、……ぁ、……っ、……ごめ、……ん」
「……あ “?何て?」
「……ごめ、……なさい、……っ、……だから、……はやく、……イかせて、……アルケー……っ!!」
ついに、かなめの口から零れた謝罪。
いつも生意気な男が、涙を流して俺の名を呼び、快楽を求めて身悶えている。
その光景に、俺の中の征服欲が真っ黒に、そして最高潮に膨れ上がった。
「……よく言えたな……でもな、かなめ。……謝って済むのは、普通の喧嘩までなんだよ」
俺はかなめのズボンのベルトに手をかけ、一気に引き抜いた。
「……腰、抜かすまで可愛がってやるから覚悟しろよ」
「……謝ったッだろ……っ。……はやく、しろよ、アルケー……!」
涙を浮かべて、身悶えしながら俺を急かすかなめは、今は俺の下で小さく丸まり俺の助けを乞うている。
その屈辱に染まった表情が、何よりも極上のデザートだ。
「……はやく? 悪いな。俺、まだ気が済んでねぇんだわ」
俺はかなめの脚を強引に割り、逃げ場を塞ぐようにその間に割り込んだ。
指先で、今日は一度も拓かれたことのない場所を執拗に解していく。
「……あ、……あぁっ ♡……まって、……それッ」
「待たない、お前、チーズケーキ食うときは待たなかっただろ?」
「……っ、……そ、れは…っ、んッ♡、あ”、あああぁッ!」
しつこいぐらいに中を解す。
そしてこれが欲しかったんだろとばかりに快楽を叩き込んだ。
すると耐えきれなかったのか、かなめは情けなく肩を震わせながら絶頂した。
せき止められた快感を受け止めるのは思いのほか衝撃が大きいらしい。
かなめの視線は、今や天井を仰いで虚ろに揺れている。
俺は放心状態のかなめの腰を掴み、準備もそこそこに、一気に己の熱を沈み込ませた。
「……っ♡!! ……お”ッーーッッ!!」
かなめの背中が弓なりに反り、肺から空気がすべて絞り出されたような悲鳴が上がる。
狭く、熱い内側が、俺を拒むように、けれど必死に縋るように締め付けてくる。
「……っ、……最高に、締まってんぞ……かなめ……」
「……あ、……ひッ♡、……お”ッ♡……っ、……おも、い、……っ、……アルケー……っ!」
「重いだろ、俺の全部がお前の中にあるんだからな……一生、覚えておけ」
俺は容赦なく腰を打ち付けた。
かなめの鼻筋、震える睫毛、そして俺を罵っていた唇。
そのすべてが、突き上げられる衝撃のたびに甘い悲鳴に変えられていく。
「……お前のプライドも、その減らず口も、全部俺が塗り潰してやる」
「……ん、……ぁ、もう、……むり……っ、……おかしく、なる……っ!」
「おかしくなれよ……俺の名前呼んで、俺しか見えなくなるまで……徹底的に叩き込んでやる」
かなめの指先が俺の背中に深く食い込み、震える脚が俺の腰を必死に絡め取る。
もはやチーズケーキの恨みなんてどこかへ消え、俺たちの間には、暴力的で、けれど抗いようのない熱い情動だけが渦巻いていた。
「……まだ腰が震えてんぞ」
キッチンでコーヒーを淹れながら、壁を伝ってリビングに現れたかなめを、俺は意地悪く一瞥した。
昨夜、あれほど俺の下で乱れて、「許して」と縋り付いてきた男だ。
少しはしおらしくなってるかと思いきや、かなめは顔を真っ赤にしながらも、鋭い視線で俺を射抜いてきた。
「……うるせぇよ、野蛮人が。俺が、あんな……っ、あんな声出すまで、しつこくしやがって……」
「お前が人のもん勝手に食うのが悪いんだろ…まぁ、昨日は俺も悪かった」
俺は少しだけ照れ臭いのを隠して、冷蔵庫から高級なプリンを取り出した。 チーズケーキの代わりに、今朝わざわざ買ってきたものだ。
「……悪かったな、あんなに怒って」という、俺なりの不器用な謝罪の印だ。
かなめの瞳が、一瞬だけ驚きと、そして少しの申し訳なさに揺れる。
「……ま、俺も勝手に食ったのは悪かったよ……ありがと、アルケー」
そう言ってかなめはプリンを口に運んだ。
───1口よこせという要求をかなめが突っぱねたせいで平穏なリビングが喧騒に包まれるのはもう少し先の話。
.*・゚❤︎ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ❤︎・*.
あとがき
正月の動画からこのシチュずっと考えてました。
プリンで喧嘩するリダズ見てみたい欲と自分の中のケンカップル大好き欲が爆発してできた物がこれです✋
この2人には一生くだらない事で喧嘩して欲しい🫶
以下余談
余談①
小説の文末に今回から「。」←つけます。
なんかつけた方がいいらしいんで。
ノリです。
余談②
(サボらなかったら)周年日までにイチャイチャ橙緑小説か青緑ケーキバース、どっちかがギリギリ投稿できそう。
でもどっちもいつか多分投稿するので暖かい目で見守ってください💦
(少なくとも3月中を目指してます)
余談③(界隈に疎いので問題だったら言ってください消します)
ライブいけることになりました。
実写設定の小説を出来れば書きたいのでしっかり見てきます。
砂時計さんのライブは初参戦なのでワクワクが止まらないです。
緑さんの髪色が黒髪なのを聞いて黒髪厨の喜ぶ気持ちと、でもやっぱり白髪リーダーと黒髪リーダーの背中合わせ見たかったよ、の気持ちが戦闘中。
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