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「はぁ、もうなんなの…?」
「あの人が生徒会長だなんて初めて知ったし、というか僕庶民だし?!知らないよ…」
入学初日からお嬢様を敵に回してしまった。
下駄箱で靴を履き変えて、家に帰ろうとする。
「今日が授業なくてよかった…、」
そんな独り言を呟いていると、
後ろから声が掛かる。
「晴明!!」
「うぇ、?せ、晴明さん?!」
「晴明さん??そこは様でしょっ!
何よあの身の程知らずの庶民は!」
またやってしまった…。
お嬢様方の視線が怖い。
コソコソと陰口を叩かれている…。
ついでに、晴明さんの周りにいる人も怖い…
「こ、コンニチハ、生徒会長サマ…今朝は大変失礼致しまシタ…(泣」
「おや、もう晴明とは呼んでくれないのかい?」
「うぇ、い、いや僕みたいな庶民が生徒会長様を下の名前で呼ぶなど恐れ多いデスヨォ…」
さっさとどっかに行って欲しい。
僕の学園生活が終了間近になっている…
こういう時に佐野くんが来て欲しい…、
お母さん、本当に助けてください。泣
「そっかぁ、それは残念だ。君ならいい義弟になってくれると思ったのに、」
「ん?義弟…?」
「こら、晴明くん、急にその話しちゃいけないよ!」
「そうだぞ、ごめんな。」
「あっ、いえ、その僕の方こそすみません…」
「なんで謝るの??笑」
「い、いや、だって僕、生徒会長サマに大変失礼なことを…」
「あははっ、君面白いね!大丈夫だよ!この人気にしてないし!逆に気に入ってるっぽいから!」
「へ、?」
「ま、まぁ、お気に入り?!
何をしたのよあの子!」
ま、また女子生徒の目がぁ…。
「…。」
「……(引」
「なんで下がるんだよ。」
「いや、逆になんでそんなに見られてるんですか?!」
「こら道満。顔が近いよ。朱雀も、晴明を困らせないで。」
「いや、困らせてるのは僕じゃなくて晴明くんじゃん!!」
「僕は、義弟になって欲しいって言っただけじゃん」
義弟、?なに、金持ちってそんなすぐに養子が取れるようなものなの?!
それとも、この人がただ単におかしいだけ?
さっきのことでも手一杯だったのに、
もっと分からなくなってきた……。
もう帰ろ…
「で、晴明、義弟の話なんだけど…あれ?」
「あーぁ、晴明くんが混乱させるから帰っちゃったじゃん! 」
「また明日誘えばいいだろ。」
「まぁね〜、にしても晴明くん?可愛かったなぁ〜!」
「こいつに顔似てるくせに、こいつと真逆の性格してやがる。」
「でしょ〜?それに名前も似てるんだ」
「安倍晴明だろ?晴明と読み方が違うだけじゃねーか」
「本当に兄弟だったりしてね〜!」
「ふふ、本当にそうだったら嬉しいね、」
「さて、今日は引き上げようか。」
『はーい/ん。』
晴明くん宅___
やばいやばいやばい、
本当に意味がわからない。
えっと取り敢えず整理しよう。
僕は今日入学式で、式典の後にお手洗いに行ったら、晴明さんとぶつかっちゃって、
それで教室に送ってもらったら、
晴明さんが生徒会長、しかも国内一のお金持ち
その晴明さんに急に義弟になってって言われて
ん、?本当になんで?!
「うわぁぁ、もうわかんなぁぁぁい!!」
「晴明うるさい!!!」
「わっごめんお母さん!!」
「はぁ、もう、明日から授業なんだから、早く寝ちゃいなさい。」
「はーい、おやすみ。」
「おやすみ、晴明」(撫
朝
朝ごはんの香り、子鳥のさえずり。
アラームの音で目が覚めて、下に降りる。
母に「おはよう。」と言って洗顔をしに行く。
「はぁ、今日から授業!頑張らなきゃ、!」
制服を着て髪を整えて、朝ごはんを食べる。
すると突然インターホンが鳴った。
「晴明!お母さん今手が離せないから出てくれる?」
「わかった!」
扉を開けるとそこには…。
黒服を着た背格好の良い男の人と、
謎の黒い車…。
中から誰か降りてきた。
「やぁ、おはよう。晴明」(ニコ
「え、?えぇぇ?!!!」
お金持ちって分かんない!!
金銭感覚狂ってそうっていう偏見はある
実際、親友がお金持ちって訳じゃないけど、
金銭感覚が狂ってる…。
誰か私にお金をください。
あ、好物にお金・じゃがりこ・餃子って
入れよっかな。
ばばい!!
コメント
1件
じゃがりこと餃子なら、、 カツアゲか、!?