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🎼🍵視点
こさめちゃんが怖いのは分かる。
どんなに助けて欲しくても声がでない。
それでも助けたい。
本人からどんな形でもいいから助けてって言ってほしい。
そんな思いで必死に伝えた。
今は笑えなくてもまたいつか必ず笑顔で楽しそうにするこさめちゃんがみたい。
そう思ってたらドアの下から1枚の紙が出てきた
泣きながら震えながらそれでも自分の思いを一生懸命に伝えようとするこさめちゃんの字を見て泣きそうになった
🎼🍵「こさめちゃん。ありがとう。自分の思いを伝えてくれて。」
自分の思いを伝えてくれたのは嬉しかった。
それでもやっぱり担任の先生と話しただけじゃここまで追い詰められることはないだろう。
なにか別の理由、原因がある。
薄々感じていたことだった。
🎼🍵「こさめちゃん。こさめちゃんの思いは伝わったよ。そこでね、助けるためにやっぱりこさめちゃんのことを追い詰めてる原因を知りたいんだ。」
やっと自分の思いを伝えられたこさめちゃんには酷だと思う。それでも、、、
🎼🍵「こさめちゃんの口から原因を話して欲しいんだッッッ」
求めてることはこさめちゃんにとっては辛い。
もちろんそんなことはわかってる。
それでもこさめちゃんにしかわからないこと。
だからこそこさめちゃんから聞く必要がある。
ガチャッ
ドアが開いた。
顔をグシャグシャにして涙が止まらず震えているこさめちゃんが出てきた。
こんなに怖がってるこさめちゃんを見るのは初めてだった。
どうやって、どんな言葉をかけてあげるのが正解ッッッ?
迷っていると
🎼🎮「お、こさめじゃーん。どうした?トイレか!」
たまたまこさめちゃんの部屋の向かいのみこちゃんの部屋から出てきたひまちゃんに遭遇した。
🎼☔️「なつ兄泣ポロポロすち兄…ポロポロた、助けて…ポロポロ」
🎼🎮「あたりまえじゃんニコこさめ。お前の兄は5人もいるんだぞ?当たり前に頼ってこい。」
ひまちゃんの発することは前向きな言葉、純粋な言葉、裏表のない言葉。
小さい頃から変わらない笑
でもそんな言葉が俺の不安を毎回取り除いてくれていた。
🎼🍵「こさめちゃん、ほらおいでバッよく一人で頑張った。ごめんね。お兄ちゃんがもっと早く気づいていたらこんなに追い詰められてなかったよね。」
🎼☔️「ウワァァァァンボロボロ泣ポロポロ」
こさめちゃんの泣く姿は幼稚園児みたいな凄く幼い子供が泣いてるように見えた。
成長ばかりしていたこさめちゃんのことが大人に見えていたのにやっぱり俺の弟はいつまでもかわいい子供みたい。
いいや、まだまだ子供。だから俺がこの兄弟。家族を支えてく。
こさめちゃんは少ししたら俺に抱きついたまんま泣き疲れて俺の腕の中で小さな寝息をたてていた。