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【視点 きゅー】
今日僕たちの部室に憧れの先輩、山吹先輩が来てくれた。なんとびっくり、たくぱんさんの幼馴染だと判明した。
今日はもともとダラダラと過ごすだけの日であったため、ずっと雑談しているのだが、少し気になることがある。
九十九:ねぇ二人共、あのさ……
灰塚:なんっすか?
月城:あーなんとなく言わんとしてることは分かる
九十九:………たくぱんさんと山吹先輩って付き合ってるのかなぁ?
月城:そう見えるよね
灰塚:うん、会話に花じゃなくてハートが飛んでるのは初めて見ましたもん
月城:誰が上手いこと言えと。それはさておき、結局の所どうなんだろ?
九十九:よそから見たらもう完璧に……ねぇ?
灰塚:あれで違うって言われたら嘘じゃん
月城:もしかしたらたくぱんさんのことだから気付いてない……?
九十九:えー!!そしたら山吹先輩が不憫過ぎるよ
月城:山吹先輩がどう思ってるかにもよるけど……
灰塚:話そうにもタイミングのがしたよね
九十九:うん…………
月城:どこかで聞くチャンスがあれば……
灰塚:僕たち一年は先輩と話すだけでも光栄すぎるかも
月城:信者じゃん
九十九:それじゃあ実況部の先輩に頼る?
灰塚:山田さんは無理でしょ?
月城:たくぱんさんならまだしも山吹先輩にまで迷惑になるかも
九十九:じゃあ、こむさん!
灰塚:遠回しじゃなくてストレートに聞きそう…
月城:じゃあ、うたくん
九十九:うん、そうだね
灰塚:うたくんなら任せられる
月城:じゃあ早速…
春田:ねー俺は!?!
九十九:はるさん!?!
月城:はるさんは論外ですよ
灰塚:だって秘密にってことが出来なさそうっすもん
春田:え?部長そんなに信頼ないの?俺にはあの二人についていいカードを持っているのに!?!
九十九:なになに?
月城:それを早く言ってください!!
灰塚:手のひらぐるぐるだぁ
春田:フッフッフそれはだな………
付き合ってるどころか好きだって気付いてないんだよ、二人共。
九十九:えー!?!
灰塚:え?山吹先輩も?
春田:そう。俺も去年そことなく聞いてみたんだよ、二人別々にね?
そしたら「ただ一緒にいる時間が長いからそう見えるんじゃない?」って。
九十九:自分の気持ちに気付いてないって感じか……
春田:そうなんだよ!!いや、別に二人をくっつけたいとか俺よりも先に彼女ができるとか生意気とか思ってたけど!!
月城:ただ見てるだけはもどかしいと。
春田:そう。たくぱんは見ての通り出し、〇〇に関しては好きは人はいないとのこと。
灰塚:くっつけるチャンス!!
春田:そういうことだ!!
灰塚:山田さんたちには伝えます?
月城:正直、面倒事しか起こらない気がしますけど……
春田:まぁおいおいでいいんじゃね?なんの前触れもなく突然気付くでしょう。
九十九:そうですね!!