『てことでー!乙銃女おネーサンを満足させないと出られない部屋〜!』
『………は?』
そんなふざけたことを飴村乱数から伝えられた。東方天乙統女を満足させないと出られない部屋、どうやってそんなことさせるんだ。
『……独歩、ベッドならあるけど』
『つまり、そういうことだな?』
『いやいや、多分違うって、保証は出来んけど』
一二三は頬を赤らめて否定するが俺は一二三が何を言っているのか理解できなかった、なんにせ
『扉ぶっ壊せばいいだけだろ?』
『………………独歩、帰ったら精神病院行こ』
そんな心外なことを言われる。普通のことしか言っていない、そう思えたからには扉の前に行くほかなかった。
『え、ど、独歩ホントにやんの?これもう女装とか関係ねぇし…違う意味でやばいよ?中王区の扉ぶっ壊すの?』
確かに今は女装と言えない女装をしているが恥ずかしく感じない、徹夜明けで疲れてよく寝れる休日を邪魔された怒りほうが強かった。
その結果扉の前に行くとその怒りをその扉に全てぶつけた。
『……独歩、お前たまに怖いよな』
『心外だな、こんなことさせられてるしいいだろ』
✩.*˚✩.*˚✩.*˚
『………どこここ』
『部屋を覗ける上のところ、あそこで俺っちらのこと覗いてたらしいけど…独歩が扉ぶっ壊すから〜』
『悪かった』
それしか道がなかったんだ。と説明するがまだ口をふくらませて不機嫌だと言わんばかりに睨めつけてる。ちなみに女装をさせるからこうなったんだと一二三が勝手に言ったため服もちゃんと変えられた。
少しそこで待機しているとなんとどついたれ本舗のあるふたりがいた。
『躑躅森盧笙と白膠木簓?』
そういうと確かに!と一二三も驚いた。
『何を眺め…』
『はぁ、尊、無理、』
恐る恐る振り返ると、なんと碧棺左馬刻の妹碧棺合歓がいた。その後ろには東方天乙統女。碧棺合歓は口元ら辺を手で覆い目を輝かせている。
(俺達には理解できないところだ。)
『ささろ?いやろささ?どっちにしても無理、好き、無理』
これがニュースか何かで見た「腐女子」というものだろう、まさかの中王区のヤツらがこんなだとは思いもしなかったがな。
『先程は扉を壊されて満足させて貰えなかったのでこの2人を呼びました』
『え、俺っちらのせい?』
『いや自業自得だろ』
そういうと次の説明に入った。
『次は私達がこの光景を見てなんというか当ててください』
『……………………………………くっだらね』
『え?』
『いや、なんで俺こんな目に遭わないといけないんだよ、ただ久々かのような休日を充実させたくて寝ようと思っても久々だし一二三と一日中いるかとか思ったらこのザマ、なんだ?俺が悪いのか?あぁそうかブツブツブツ』
『あーあ、キレちった』
こうやっていたら気づいたら落ち着いていた、その時もまだ躑躅森盧笙と白膠木簓はおり、今から碧棺合歓と東方天乙統女の何を言うでしょうかという謎のゲームが始まる。
コメント
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あの!どうしても見て欲しい作品あるので見て貰えませんか?(ヒプマイデス)