『私達が尊いか、てぇてぇかどちらを言うか当ててください』
そんな謎のゲームの説明をされた、一二三も俺も困惑してまた扉を殴りそうだったが堪えた。
『いや、どっちも同じ意味だろ』
『言い方で全て変わるのです』
なんて意味のわからん理屈で説明され謎のゲームが本当に始まってしまった。一方その頃一二三は口を開け死んだ魚の目をしてどついたれ本舗の2人を見ていた。
話し声何となく聞こえていて、どこで何を言うか分からずとりあえず決めておこうと思った。
✩.*˚✩.*˚✩.*˚
『いやはや、中王区に変なことさせられとんな……』
『大丈夫や盧笙!コンテナで頭を打つよりましや!コンってな!』
そうやってまたおもろいギャグを披露するも盧笙は『しょーもな』といつも通り頭を小突いてきた。
『なんやその駄洒落おもんな』
『はぁ?誰のギャグがおもろないやって?!』
『はいはい、それよりほら早うドア開ける方法探さな』
『ぐぬぬ』
そうやっていつも通りの会話をしドアを開ける方法を探すもどこにも鍵らしきものはなかった。
その代わりひとつのテーブルに置いてあったのは
『なんや、これ』
『乙統女様を満足させないと出られない部屋……?意味わからんわ!』
『総理を満足させるなんてカエルも驚いてひっくりカエルわ!!』
そうやってまたギャグを披露しながら発するも無言で小突かれた。
『あいた、何も無言でどつかなくてもええやん』
『しょーもないこと言っとる簓が悪い、真剣に考えーや』
『はーい』
(そもそも何で満足させたらええねん)
心の中でツッコムとドアを叩く音がした。開ける音もして誰か助けに来た!と思うのも束の間そこには中王区の人がいた。
『え、なんや』
『乙統女様の命でプリンを持ってきた』
『……これ高級プリンや』
そういうと盧笙はテーブルに置かれたプリンを目を輝かせまじまじと見ている。
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『はい、問題です。私達は尊いかてぇてぇどちらを言うでしょうか』
ついに問題が始まってしまった。正直言って東方天乙統女がてぇてぇなんて言うところプライドが許さないんじゃないか?とも考えつつ顔を見る
チラッ
(うん、満面の笑みだ)
そうこうしていると一二三がこちらの肩を叩いてきた。
『どうした?』
『いや、どっちだろうなぁって』
『俺はてぇてぇにする』
『いや、あの顔とかでてぇてぇなんて言わねぇよ!』
『じゃあお前は尊いにしたらいいじゃないか』
『それもそっか』
と、無駄な会議をして終わった。
『おふたりとも回答は?』
『てぇてぇ/尊い』
『ではあのおふたりを見ていましょうか』
そう言われ見ていると中王区側がプリンを出てきた。プリンは躑躅森盧笙の好物らしく躑躅森盧笙の目は輝いていた。
『…ッスー』
『『てぇてぇ……!!』』
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絶対に東方天乙統女はてぇてぇなんて言わない、そう思い尊いを選択したが、
『『てぇてぇ……!!』』
(うん、言っちゃったー!!うん、プライドもクソもねぇや!!!)
そうやって脳内で口が悪くなるも本当にそうとしか思わなかった。碧棺合歓はまだ分かるんだ。だが東方天乙統女は40代、そんなこと言うと思えないだろう。
そうやって頭の中でツッコミを入れたりなんだりしたりしていると、次の問題が出て、の繰り返し。
15問近くの問題をほとんど当てられなかった。
(いや、独歩ちん全問正解じゃね???)
改めて独歩が頭のネジどこか外れてると知った日だった。
コメント
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この謎のネタを思いついた私も頭のネジどこか外れてるわ