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私とは真逆の性格をしているようでかなり気が合いそうな雰囲気を感じる。でもまぁ多分仲良くなることはないんだろうなぁ 白「あらあらどうしたのかな?よしよし、怖かったですね」
「もう嫌だよ……」
白「大丈夫ですよ、ここにはあなたのことをいじめるような人はいないわ。ほら、もっと楽にしてみて」
「うっぐすっ……ひっく」
白「泣かないで、きっとすぐに慣れるから」
「ほんと?」
白「ええ、本当よ。宇津木さんったらすっごく良い人なのに周りの人達が全然分かってくれないんだもの」
兎「そうですよ!それにいつも笑顔で優しかったですもん!」
「そっか……でももう無理だよ……みんな死んじゃったもの」
白・兎『「…………は?」』
白「えっと……何を言っているの?宇津木さん」
「何って……そのまんまの意味だよ。私以外の人は皆死んだ。私だけ取り残されちゃったの」
白「嘘でしょう?冗談にしては笑えないわ」
兎「えっ……こ、これから一緒に頑張りましょうよぉ……」
「もう嫌だよ。何もやる気が起きないもの」
そう言って彼女はソファーの上で膝を抱え込んでしまった。まさか本当に彼女が言う通りなのか?だとしたらなぜ宇津木さんだけが生き残ってしまったというのだろうか。そもそもどうやってここに入ってきたんだろう。謎だらけである。
白「とりあえず落ち着いてください宇津木さん」
宇「無理ですよぉ……もう私には希望が無いんですよぉ」
兎「絶望しかない人生とか嫌すぎぃ……」
白「大丈夫です!これからみんなで楽しく過ごしましょうよ!」
兎「その言葉を待ってましたよ白雪先生!一緒に頑張りましょー!」
「えっ!?ちょっと待ってよ!何を頑張るっていうのさ!」
白「もちろん宇津木さんが幸せになれるように応援していますよ」
兎「そうですよぉ!それに私達はもう友達みたいなものでしょ?」
宇「二人共……ありがとう」
宇津木さんめっちゃ涙目じゃんかわいい。